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    2024年12月5日 23時16分

    マクロン仏大統領、社会党の取り込みを模索

     バルニエ内閣が倒れ政治空白に陥ったフランスで、マクロン大統領は社会党と手を組むことで、行き詰まりの打開を模索している。左派連合は右派の国民連合(RN)と手を組んで、国民議会で内閣不信任案を可決させた。この左派の大連合を分裂させ、中道派を結集させるのがマクロン氏の狙いだという。

     退陣する内閣のルコルニュ国防相は、社会党との同盟を呼びかけた。現時点で、社会党は急進的な左派政党「不屈のフランス」を含む左派の大連合の一員。不屈のフランスは主流派との協力に強く反対している。国防相は「社会党を不屈のフランスから引き離さなければならない。それは緊急を要する」と述べた。

     マクロン大統領はこのあと声明を発表する予定。大統領は以前にも左派グループとの連合構想を推し進めた経緯があるが、成功には至らなかった。しかし、この構想は再び勢いを増している。

     ただし、不人気な大統領を支援する動機が社会党にはほとんどない。フランスは来夏にも再び議会選挙を迎える可能性が高まっており、社会党の幹部はマクロン大統領と手を組めば、有権者が離反するのではないかと懸念している。


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