2024年11月13日 0時46分
ダウ平均は反落 トランプトレードが一服=米国株序盤
NY株式12日(NY時間10:45)(日本時間00:45)
ダウ平均 44153.41(-139.72 -0.32%)
ナスダック 19296.49(-2.27 -0.01%)
CME日経平均先物 39365(大証終比:-45 -0.11%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。きょうはトランプトレードが一服しており、前日まで最高値更新が続いていたダウ平均は上げを一服させている。ウォール街は選挙後の株価上昇局面で、どのセクターに資金を投入すべきかの分析を続けている中、トランプトレードで銀行や仮想通貨関連、小型株中心に物色されていたが、本日はその動きが一服している。ただ、下押す動きは見られていない。
一部からは、「市場はトランプ氏の政策実施に注目している。2016年にトランプ氏が初めて選挙で勝利した時に見られた状況とよく似ている」といった声も出ている。
米大統領選後の米国株に対する投資家のエクスポージャーが、成長加速に対する楽観的な見通しから、2013年以来の高水準に急上昇したようだ。米大手銀のファンドマネジャー調査で明らかとなった。米大統領選の結果を受けて、今後1年間の世界経済の成長に強気な見通しが増えたという。米国株をオーバーウエートにしているファンドマネジャーの割合は差し引き29%と、10月の約3倍になったと報告している。
ホームセンター最大手のホーム・デポ<HD>が取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想ほどの減収とならなかったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、既存店売上高および1株利益、売上高の見通しを上方修正した。ただ、株価は軟調な推移。
カナダのeコマースのショッピファイ<SHOP>が大幅高。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を上回った。第4四半期についても予想を上回る売上高の伸びの見通しを示している。
遺伝子医薬品のニューロジーン<NGNE>が急落。同社のレット症候群治療薬の臨床試験参加者に、新たに治療関連の重篤な有害事象が発生したことを公表した。
コンサートプロモーターのライブ・ネイション・エンタテインメント<LYV>が決算を受け上昇。営業利益が予想を上回ったことが好感されている模様。特にコンサートによる営業利益が売上高の減少を相殺した。
クラウドのゼータ・グローバル<ZETA>が大幅安。前日引け後に決算を発表し、好決算ではあったものの、決算説明会での2025年の売上高見通しが今年よりも伸び鈍化を見込んだ点が嫌気されている模様。同社株は年初来で300%超上昇しており、やや物足りなかったようだ。
ダウ採用銘柄のハネウェル<HON>が上昇。アクティビスト(物言う投資家)として知られるエリオットが株式で50億ドル余りのポジションを構築したと報じられた。
電気自動車(EV)用急速充電ネットワークのEVゴー<EVGO>が決算を受け大幅高。EBITDAの赤字が予想ほど膨らまなかったほか、売上高も予想を上回った。
ホーム・デポ<HD> 405.29(-3.00 -0.73%)
ショッピファイ<SHOP> 112.97(+22.98 +25.53%)
ニューロジーン<NGNE> 40.00(-31.53 -44.08%)
ライブ・ネイション<LYV> 128.11(+4.31 +3.48%)
ゼータ<ZETA> 30.58(-6.16 -16.78%)
ハネウェル<HON> 235.32(+10.08 +4.48%)
EVゴー<EVGO> 5.45(+0.05 +0.93%)
アップル<AAPL> 224.52(+0.29 +0.13%)
マイクロソフト<MSFT> 419.59(+1.58 +0.38%)
アマゾン<AMZN> 206.25(-0.59 -0.29%)
アルファベットC<GOOG> 181.30(-0.67 -0.37%)
テスラ<TSLA> 342.35(-7.65 -2.18%)
メタ<META> 586.36(+3.19 +0.55%)
AMD<AMD> 145.13(-2.22 -1.51%)
エヌビディア<NVDA> 149.07(+3.81 +2.62%)
イーライリリー<LLY> 813.53(-18.92 -2.27%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ平均 44153.41(-139.72 -0.32%)
ナスダック 19296.49(-2.27 -0.01%)
CME日経平均先物 39365(大証終比:-45 -0.11%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。きょうはトランプトレードが一服しており、前日まで最高値更新が続いていたダウ平均は上げを一服させている。ウォール街は選挙後の株価上昇局面で、どのセクターに資金を投入すべきかの分析を続けている中、トランプトレードで銀行や仮想通貨関連、小型株中心に物色されていたが、本日はその動きが一服している。ただ、下押す動きは見られていない。
一部からは、「市場はトランプ氏の政策実施に注目している。2016年にトランプ氏が初めて選挙で勝利した時に見られた状況とよく似ている」といった声も出ている。
米大統領選後の米国株に対する投資家のエクスポージャーが、成長加速に対する楽観的な見通しから、2013年以来の高水準に急上昇したようだ。米大手銀のファンドマネジャー調査で明らかとなった。米大統領選の結果を受けて、今後1年間の世界経済の成長に強気な見通しが増えたという。米国株をオーバーウエートにしているファンドマネジャーの割合は差し引き29%と、10月の約3倍になったと報告している。
ホームセンター最大手のホーム・デポ<HD>が取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想ほどの減収とならなかったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、既存店売上高および1株利益、売上高の見通しを上方修正した。ただ、株価は軟調な推移。
カナダのeコマースのショッピファイ<SHOP>が大幅高。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を上回った。第4四半期についても予想を上回る売上高の伸びの見通しを示している。
遺伝子医薬品のニューロジーン<NGNE>が急落。同社のレット症候群治療薬の臨床試験参加者に、新たに治療関連の重篤な有害事象が発生したことを公表した。
コンサートプロモーターのライブ・ネイション・エンタテインメント<LYV>が決算を受け上昇。営業利益が予想を上回ったことが好感されている模様。特にコンサートによる営業利益が売上高の減少を相殺した。
クラウドのゼータ・グローバル<ZETA>が大幅安。前日引け後に決算を発表し、好決算ではあったものの、決算説明会での2025年の売上高見通しが今年よりも伸び鈍化を見込んだ点が嫌気されている模様。同社株は年初来で300%超上昇しており、やや物足りなかったようだ。
ダウ採用銘柄のハネウェル<HON>が上昇。アクティビスト(物言う投資家)として知られるエリオットが株式で50億ドル余りのポジションを構築したと報じられた。
電気自動車(EV)用急速充電ネットワークのEVゴー<EVGO>が決算を受け大幅高。EBITDAの赤字が予想ほど膨らまなかったほか、売上高も予想を上回った。
ホーム・デポ<HD> 405.29(-3.00 -0.73%)
ショッピファイ<SHOP> 112.97(+22.98 +25.53%)
ニューロジーン<NGNE> 40.00(-31.53 -44.08%)
ライブ・ネイション<LYV> 128.11(+4.31 +3.48%)
ゼータ<ZETA> 30.58(-6.16 -16.78%)
ハネウェル<HON> 235.32(+10.08 +4.48%)
EVゴー<EVGO> 5.45(+0.05 +0.93%)
アップル<AAPL> 224.52(+0.29 +0.13%)
マイクロソフト<MSFT> 419.59(+1.58 +0.38%)
アマゾン<AMZN> 206.25(-0.59 -0.29%)
アルファベットC<GOOG> 181.30(-0.67 -0.37%)
テスラ<TSLA> 342.35(-7.65 -2.18%)
メタ<META> 586.36(+3.19 +0.55%)
AMD<AMD> 145.13(-2.22 -1.51%)
エヌビディア<NVDA> 149.07(+3.81 +2.62%)
イーライリリー<LLY> 813.53(-18.92 -2.27%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース