2024年11月12日 11時32分
<動意株・12日>(前引け)=精工技研、不二製油G、日本マイクロ
精工技研<6834>=6連騰で新高値。11日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を173億円から180億円(前期比14.0%増)へ、営業利益を14億5000万円から20億円(同90.0%増)へ、純利益を10億円から15億円(同97.1%増)へ上方修正したことが好感されている。生成AIや5G通信が普及拡大していることを受けて、世界でデータセンターへの投資が活性化しており、これに伴い光通信用部品や、光通信用部品の製造装置、検査装置の受注が急増していることが要因という。なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高90億6200万円(前年同期比15.2%増)、営業利益10億3000万円(同3.2倍)、純利益7億7200万円(同2.6倍)だった。
不二製油グループ本社<2607>=3日ぶり急反発で年初来高値にらむ。同社は11日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の200億円から235億円(前期比29.0%増)に引き上げた。売上高の見通しも6000億円から6450億円(同14.3%増)に上方修正。販売が好調なチョコレート用油脂の更なる伸長を予想しているほか、収益力の強化を図るとともにコスト上昇に見合った販売価格の適正化を進めることで採算性の改善を見込んでいる。
日本マイクロニクス<6871>=大幅反発。きょうは前日の米国株市場でインテル<INTC>やエヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連が総じて安く、東京市場もその影響を受けているが、半導体検査用プローブカードで世界屈指の商品競争力を持つ同社株はその流れに逆行し異彩高となっている。11日取引終了後、24年12月期第3四半期(24年1~9月)決算を発表、営業利益は前年同期比3.2倍の86億4300万円と急拡大を果たした。更に、26年12月期を最終年度とする中期経営計画も見直し、数値目標である営業利益150億円を200億円に増額した。今期の通期ベースの営業利益は116億円予想であり、そこから72%増という大幅な伸びを見込んでいることでサプライズとなった形だ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
不二製油グループ本社<2607>=3日ぶり急反発で年初来高値にらむ。同社は11日取引終了後、25年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の200億円から235億円(前期比29.0%増)に引き上げた。売上高の見通しも6000億円から6450億円(同14.3%増)に上方修正。販売が好調なチョコレート用油脂の更なる伸長を予想しているほか、収益力の強化を図るとともにコスト上昇に見合った販売価格の適正化を進めることで採算性の改善を見込んでいる。
日本マイクロニクス<6871>=大幅反発。きょうは前日の米国株市場でインテル<INTC>やエヌビディア<NVDA>をはじめ半導体関連が総じて安く、東京市場もその影響を受けているが、半導体検査用プローブカードで世界屈指の商品競争力を持つ同社株はその流れに逆行し異彩高となっている。11日取引終了後、24年12月期第3四半期(24年1~9月)決算を発表、営業利益は前年同期比3.2倍の86億4300万円と急拡大を果たした。更に、26年12月期を最終年度とする中期経営計画も見直し、数値目標である営業利益150億円を200億円に増額した。今期の通期ベースの営業利益は116億円予想であり、そこから72%増という大幅な伸びを見込んでいることでサプライズとなった形だ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS