（NY時間10:05）（日本時間23:05）
ＵＰＳ<UPS>　133.68（-2.25　-1.66%）

　ＵＰＳ<UPS>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。アマゾン<AMZN>の取扱量減少やフェデックス<FDX>との競争激化による長期的圧力を理由に挙げている。

　「貨物輸送環境の低迷が続くことによる同社の短期的な業績へのリスクは、アマゾンの取扱量減少、フェデックスとの競争激化、利益性の低いｅコマースの伸び、米郵便サービス（ＵＳＰＳ）チャネルといった要因による長期的な圧力で、さらに悪化する可能性がある」と指摘している。

　ＵＳＰＳとのプライオリティメール契約の統合により、第４四半期に同社の売上高は増加する可能性はある。しかし、日中のフライト追加により短期的なコストが増加し、同社の有意義な収益性改善を推進する能力には疑問を呈している。その契約は長年同社の収益性を圧迫してきたという。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース