（NY時間09:51）（日本時間22:51）
エキファックス<EFX>　276.97（-12.99　-4.48%）

　金融機関向け情報分析サービスのエキファックス<EFX>が下落。前日引け後に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想の範囲内だった。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスで第４四半期の見通しが予想を下回ったほか、通期も売上高見通しを下方修正している。

　第３四半期は労働力ソリューション部門の売上が６億２０００万ドルと予想を下回ったほか、同部門内の雇用主向けサービスの売上が９５１０万ドルと１９％の減収となった。

　なお、経営陣は「長期的な成長目標である８－１２％という枠組みには自信を持っている」と述べていた。

（７－９月・第３四半期）
・１株利益（調整後）：1.85ドル（予想：1.84ドル）
・売上高：14.4億ドル　9.3％増（予想：14.5億ドル）
・営業利益：2.47億ドル（予想：3.02億ドル）

（１０－１２月・第４四半期見通し）
・１株利益（調整後）：2.08～2.18ドル（予想：2.20ドル）
・売上高：14.4～14.6億ドル（予想：14.8億ドル）

（通期見通し）
・１株利益（調整後）：7.25～7.35ドル（従来：7.35ドル）（予想：7.35ドル）
・売上高：57.0～57.2億ドル（従来：56.9～57.5億ドル）（予想：57.3億ドル）

【企業概要】
　北米・欧州・オーストラリアやその他の国の金融機関・政府機関等向けに情報分析サービスを提供する。ローン審査の際に利用する信用情報・支払履歴等をまとめたオンラインデータベースを提供するほか、従業員の雇用形態・収入等の情報をオンライン上で検証できるサービスを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース