（NY時間13:34）（日本時間02:34）
ゼネラル・ミルズ<GIS>　75.46（+0.96　+1.29%）

　スナックやシリアルなどを製造販売するゼネラル・ミルズ<GIS>が取引開始前に８－１０月期決算（第１四半期）を発表し、売上高が予想を若干上回った。北米での販売が好調だった。ガイダンスも公表し、従来の見通しを維持した。

　株価は売り先行で始まったものの、売り一巡後は買い戻しが膨らみプラスに転じている。アナリストは「第１四半期は良好だったが、今月初めの投資家向け説明会で前向きな見通しを示したことから、市場ではもう少し大幅な上振れが期待されていたようだ」と述べていた。

（６－８月・第１四半期）
・1株利益（調整後）：1.07ドル（予想：1.07ドル）
・売上高：48.5億ドル　1.2％減（予想：48.1億ドル）
　　・北米：30.2億ドル（予想：29.9億ドル）
　　・北米フードサービス：5.36億ドル（予想：5.44億ドル）
　　・海外：7.17億ドル（予想：6.96億ドル）
・粗利益率（調整後）：35.4％（予想：35.2％）
・既存事業売上高：1％減（予想：1.7％減）

（２５年度通期見通し）
・1株利益（調整後）：1％減～1％増を維持
・既存事業売上高：0～1％増を維持（予想：0.4％増）

【企業概要】
　消費者向けブランド食品をグローバルに製造・販売する。スナック類・シリアル・ミールキット・ヨーグルト・アイスクリーム・ベーキング材料・冷蔵冷凍生地などのほか、天然素材のペットフードを提供する。北米の外食産業・業務用ベーカリー業界向けのブランド・ノーブランド食品も提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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