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    2024年9月11日 5時20分

    前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

    ■第一三共 <4568>  5,275円 (-499円、-8.6%)

     東証プライムの下落率2位。第一三共 <4568> [東証P]が急反落。同社は10日、非小細胞肺がん2次/3次治療を対象とした「ダトポタマブ デルクステカン」の臨床試験のデータに関し、世界肺がん学会で発表した内容の概要について公表した。前治療歴のある進行または転移性非小細胞肺がん患者を対象とした第3相臨床試験において、主要評価項目である全生存期間の中央値で統計学的に有意な改善はみられなかったという。第一三共は5月の時点で、「ダトポタマブ デルクステカン」の第3相臨床試験に関し、最終解析結果として全生存期間で統計学的に有意な改善は認められなかったと公表しているが、今回の発表を改めて嫌気した売りが優勢となったようだ。

    ■シーイーシー <9692>  1,711円 (-132円、-7.2%)

     東証プライムの下落率3位。シーイーシー <9692> [東証P]が3日続急落。9日取引終了後に2-7月期連結決算を発表。売上高が前年同期比4.3%増の275億7000万円だった一方、営業利益が同7.8%減の32億5000万円となっており、これが嫌気された。ICT投資が堅調に推移したことが追い風となった。ただ、成長投資を含む販管費の増加や前年に計上した大型案件の反動減が利益面で響いた。通期の増収減益見通しに変更はない。

    ■村田製 <6981>  2,700.5円 (-86円、-3.1%)

     村田製作所 <6981> [東証P]が大幅安で6日続落。そのほか、太陽誘電 <6976> [東証P]など電子部品大手が揃って6日続落と下値模索の動きを続けた。前日9日に米国でアップル <AAPL> が新型スマートフォン「iPhone16」の4機種を今月20日に発売することを発表、生成AIサービスを全機種で使用可能とするなどで注目されたものの、機能などについては事前報道されていたこともあって想定内との見方でサプライズに乏しかった。9日のアップルの株価は米国株市場がリスクオンに傾くなかでほぼ横ばい圏での着地となり、時間外取引でも弱含みに推移している。これを受けて、東京市場でもアップルの有力サプライヤーである村田製をはじめとした電子部品株は冴えを欠いた値動きとなった。

    ※10日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

    株探ニュース