（NY時間12:55）（日本時間01:55）
アドバンス・オート・パーツ<AAP>　51.36（-10.56　-17.05%）

　自動車のパーツ販売のアドバンス・オート・パーツ<AAP>が大幅安。取引開始前に５－７月期決算（第２四半期）を発表しており、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、１株利益が予想を下回った。ガイダンスも公表し、通期の既存店売上高を下方修正し、減収の見通しを示したほか、１株利益の見通しを大幅に下方修正した。

　また、同社はワールドパック部門を投資会社のカーライルに１５億ドルで売却すると発表。アナリストからは「この売却価格は一部の予想を下回る可能性がある」と指摘している。

（５－７月・第２四半期）
・既存店売上高：0.6％減（予想：0.5％減）
・1株利益：0.75ドル（予想：0.95ドル）
・売上高：26.8億ドル　0.1％減（予想：26.7億ドル）
・期末店舗数：5097（予想：5094）
・粗利益率：41.5％（予想：41.4％）
・営業利益：7180万ドル　47％減

（通期見通し）
・既存店売上高：0-1％減（従来：0-1％増）（予想：0.2％増）
・1株利益：2.00～2.50ドル（従来：3.75～4.25ドル）（予想：3.51ドル）
・売上高：111.5～112.5億ドル（予想：112.9億ドル）

【企業概要】
　米国・カナダにおいて、自動車修理業者や個人等向けに、大手自動車アフターマーケット部品と関連商品を、実店舗・オンラインで販売する。国産車・輸入車・バン・SUV・小型トラック・大型トラックの各ブランドの自動車交換部品・アクセサリー・バッテリー・メンテナンス用品を幅広く取り扱う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース