2024年8月8日 3時30分
アップスタートが決算受け急伸 下振れのシナリオを正当化するのが難しくなったとの指摘=米国株個別
(NY時間14:30)(日本時間03:30)
アップスタート<UPST> 33.95(+10.08 +42.21%)
人工知能(AI)を使った融資プラットフォームを手掛けるアップスタート<UPST>が急伸。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、経常収益が予想を上回ったほか、EBITDAの赤字も予想ほど膨らまなかった。
ガイダンスも公表し、経常収益が予想を上回る見通しを示した。また、第4四半期にはEBITDAが黒字なる見通しを示している。
今回の決算を受けて投資判断を引き上げたアナリストもいる。「今回の決算報告を受けて下振れのシナリオを正当化するのは難しくなった。貸出金、収益性、見通しを含む主要な指標において業績は予想を上回っている」と述べた。「売り」の投資判断を「中立」に引き上げている。
(4-6月・第2四半期)
・経常収益:1.28億ドル 6%減(予想:1.25億ドル)
・1株損益(調整後):-0.17ドル(予想:-0.39ドル)
・貢献利益:7610万ドル(予想:7720万ドル)
・EBITDA(調整後):-926万ドル(予想:-2570万ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・経常収益:約1.50億ドル(予想:1.36億ドル)
・EBITDA(調整後):約-500万ドル(予想:-1430万ドル)
【企業概要】
消費者のローンに対する需要を集約し、AI対応銀行パートナーのネットワークに接続するクラウド型プラットフォームを提供する。消費者はより高い承認率・低金利や自動化サービスを、銀行パートナーは新規顧客へのアクセス、詐欺や損失率の低下、融資プロセスの自動化促進等の為のサービスを利用できる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
アップスタート<UPST> 33.95(+10.08 +42.21%)
人工知能(AI)を使った融資プラットフォームを手掛けるアップスタート<UPST>が急伸。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、経常収益が予想を上回ったほか、EBITDAの赤字も予想ほど膨らまなかった。
ガイダンスも公表し、経常収益が予想を上回る見通しを示した。また、第4四半期にはEBITDAが黒字なる見通しを示している。
今回の決算を受けて投資判断を引き上げたアナリストもいる。「今回の決算報告を受けて下振れのシナリオを正当化するのは難しくなった。貸出金、収益性、見通しを含む主要な指標において業績は予想を上回っている」と述べた。「売り」の投資判断を「中立」に引き上げている。
(4-6月・第2四半期)
・経常収益:1.28億ドル 6%減(予想:1.25億ドル)
・1株損益(調整後):-0.17ドル(予想:-0.39ドル)
・貢献利益:7610万ドル(予想:7720万ドル)
・EBITDA(調整後):-926万ドル(予想:-2570万ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・経常収益:約1.50億ドル(予想:1.36億ドル)
・EBITDA(調整後):約-500万ドル(予想:-1430万ドル)
【企業概要】
消費者のローンに対する需要を集約し、AI対応銀行パートナーのネットワークに接続するクラウド型プラットフォームを提供する。消費者はより高い承認率・低金利や自動化サービスを、銀行パートナーは新規顧客へのアクセス、詐欺や損失率の低下、融資プロセスの自動化促進等の為のサービスを利用できる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース