2024年7月31日 23時52分
マスターカードが決算受け上昇 会員の支出およびオンライン決済が好調=米国株個別
(NY時間10:52)(日本時間23:52)
マスターカード<MA> 458.84(+11.39 +2.55%)
マスターカード<MA>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。会員の支出およびオンライン決済が好調だった。世界的な顧客のカードでの購入額は前年比7%以上急増し、これも予想を上回った。
ミーバックCEOは声明で「第2四半期の増収増益は引き続き健全な個人消費と堅調なクロスボーダー取扱高の伸びに支えられた」と述べた。今回の結果は、同社がいかに消費者のデジタル購買への移行から利益を得ることができたかを示していると述べた。同社の全世界のカード枚数は前年比7.2%増の34億2000万枚だった。
消費支出が増え、インフレが続く中、クレジットカードの負債も増えている。シティグループは与信枠を減らし、未使用の口座を積極的に閉鎖することで対応している。キャピタル・ワンは、カードの損失をカバーするため、より多くの資金を蓄えている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):3.59ドル(予想:3.52ドル)
・経常収益:69.6億ドル(予想:68.6億ドル)
・営業利益率:58%(予想:58.5%)
・購入額:1.97兆ドル(予想:2.01兆ドル)
・取扱高:394.5億ドル、11%増(予想:394.5億ドル)
・クロスボーダー取引:17%増(予想:16.4%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
マスターカード<MA> 458.84(+11.39 +2.55%)
マスターカード<MA>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。会員の支出およびオンライン決済が好調だった。世界的な顧客のカードでの購入額は前年比7%以上急増し、これも予想を上回った。
ミーバックCEOは声明で「第2四半期の増収増益は引き続き健全な個人消費と堅調なクロスボーダー取扱高の伸びに支えられた」と述べた。今回の結果は、同社がいかに消費者のデジタル購買への移行から利益を得ることができたかを示していると述べた。同社の全世界のカード枚数は前年比7.2%増の34億2000万枚だった。
消費支出が増え、インフレが続く中、クレジットカードの負債も増えている。シティグループは与信枠を減らし、未使用の口座を積極的に閉鎖することで対応している。キャピタル・ワンは、カードの損失をカバーするため、より多くの資金を蓄えている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):3.59ドル(予想:3.52ドル)
・経常収益:69.6億ドル(予想:68.6億ドル)
・営業利益率:58%(予想:58.5%)
・購入額:1.97兆ドル(予想:2.01兆ドル)
・取扱高:394.5億ドル、11%増(予想:394.5億ドル)
・クロスボーダー取引:17%増(予想:16.4%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース