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    2024年7月26日 5時20分

    前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

    ■ルネサス <6723>  2,583.5円 (-407.5円、-13.6%) 一時ストップ安

     東証プライムの下落率トップ。ルネサスエレクトロニクス <6723> [東証P]が4日続急落。この日取引開始直後に上期(1~6月)連結決算を発表。Non-GAAP業績値(財務会計上の数値から非経常的な項目などを一定のルールに基づいて控除・調整したもの)ベースで、売上高は7106億円(前年同期7284億円)、営業利益は2241億円(同2538億円)と減収減益だった。費用増により利益率が悪化した。第3四半期累計(Non-GAAPベース)の売上高は1兆586億円(上下75億円のレンジ、前年同期1兆1078億円)の見通しとした。業績悪を嫌気した売りが優勢となった。

    ■クレオ <9698>  1,108円 (-133円、-10.7%)

     クレオ <9698> [東証S]が続急落。24日取引終了後に4~6月期連結決算を発表。売上高が前年同期比3.5%減の32億8300万円、営業利益が同96.6%減の500万円となっており、これが嫌気された。受託開発事業の影響により売上高、利益とも減少した。通期の増収増益見通しは据え置いた。

    ■SBG <9984>  9,365円 (-970円、-9.4%)

     東証プライムの下落率5位。ソフトバンクグループ <9984> [東証P]が7日続急落。前日の米国株市場ではハイテクセクターへの売りが加速し、ナスダック総合株価指数は650ポイントあまりの下げで下落率では2022年10月以来の急落となった。これが米ハイテク株へ積極投資を行っている同社株にはネガティブに作用しているほか、前日は同社傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングス <ARM> が米国株市場で8%を超える急落に見舞われており、含み資産の減少が嫌気される形となった。

    ■PLANT <7646>  1,467円 (-143円、-8.9%)

     PLANT <7646> [東証S]が急反落。同社は7月24日大引け後(15:00)に決算を発表、24年9月期第3四半期累計(23年10月-24年6月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.2%増の18.2億円に拡大し、通期計画の21億円に対する進捗率は87.1%に達したものの、5年平均の115.6%を下回ったことで嫌気されたようだ。

    ■日経レバ <1570>  26,725円 (-1,815円、-6.4%)

     NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が続急落。前日24日の米国株市場ではハイテク株中心に売りが噴出し、ナスダック総合株価指数は650ポイントを超える暴落となった。これを受け東京市場でもリスク回避目的の売りが集中、日経平均株価は1200円を超える下げで3万8000円台攻防の様相をみせた。日経平均に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率が日経平均の2倍に設定された日経レバもこれに追随する動き。個人投資家の短期資金を呼び込み売り買いを錯綜させた。

    ■シンワワイズ <2437>  361円 (-11円、-3.0%)

     Shinwa Wise Holdings <2437> [東証S]が続落。24日取引終了後、1株当たり6円を予定していた前24年5月期の期末配当を無配にすると発表した。子会社の不適切会計処理問題に伴い決算発表を延期しているため、5月末を基準日とする剰余金の配当の手続き期限までに前期決算の確定が間に合わないという。これにより、前期の年間配当額は7円となる。この発表を受けて売られた。

    ■トヨタ <7203>  3,020円 (-80円、-2.6%)

     トヨタ自動車 <7203> [東証P]が続落。取引中に外国為替市場で一段と円高が進行、対ドルでは1ドル=153円台後半の推移となり、同社株をはじめ自動車セクターには向かい風の強い地合いとなった。ここ日銀による金融政策正常化の流れを受けて円買いの流れが加速しており、為替感応度の高い自動車セクターには向かい風が強い。特に対ドル1円の変動で営業利益が500億円変動するといわれるトヨタは影響が大きく、今期業績上方修正期待の後退につながる。

    ■ナガセ <9733>  1,827円 (-44円、-2.4%)

     ナガセ <9733> [東証S]が続落。同社は7月24日大引け後(15:00)に決算を発表、25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3.1億円の赤字(前年同期は1.3億円の赤字)に赤字幅が拡大したことが嫌気されたようだ。

    ■ヒュウガプラ <7133>  1,540円 (-15円、-1.0%)

     HYUGA PRIMARY CARE <7133> [東証G]が6日続落。25日午前10時30分ごろ、エムティーアイ <9438> [東証P]のグループ会社ソラミチシステムと在宅医療の効率化促進のため業務提携を開始したと発表した。ヒュウガプラが提供する報告書管理システム「ファムケア」と、ソラミチシステムのクラウド電子薬歴「CARADA電子薬歴Solamichi」を連携する。

    ※25日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

    株探ニュース