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    2024年7月25日 15時12分

    話題株ピックアップ【夕刊】(1):シーユーシー、オービック、小林製薬

    ■シーユーシー <9158>  1,880円  +374 円 (+24.8%) 一時ストップ高   本日終値
     シーユーシー<9158>は物色人気。24日取引終了後に4~6月期連結決算を発表。売上高が前年同期比38.3%増の105億9700万円、純利益が同2.0倍の9億6600万円と好調な内容だったことが評価された。医療機関セグメントで支援先医療機関やM&A支援報酬が増加したほか、米国足病事業の買収で海外売り上げが増えた。ホスピスセグメントでは前期以前に開設した施設の稼働率が上昇した。子会社の借入金返済に伴う為替差益もあった。なお、通期の増収・最終減益見通しは据え置いた。

    ■東北新社 <2329>  665円  +100 円 (+17.7%) ストップ高   本日終値
     東北新社<2329>は急騰。公開買い付けに関する報道の真偽などの確認のため、東証はこの日午前8時55分から午後1時45分まで同社株の売買を停止していた。シンガポールの投資会社3Dインベストメント・パートナーズが東北新社に対して1株当たりの買い付け価格を600~650円として非公開化することを提案したとの報道について、東北新社はきょう午後1時30分ごろにコメントを発表。3Dインベストメントから受領した非公開化提案に同件が含まれていることは「事実」とした。

    ■オービック <4684>  22,240円  +1,160 円 (+5.5%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ
     オービック<4684>が反発。24日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることを通じて株式の流動性を高め、より投資しやすい環境を整えることにより、投資家層の拡大を図ることが目的という。同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高287億8100万円(前年同期比6.2%増)、営業利益186億4800万円(同7.0%増)と増収増益となった。付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構築売り上げが大手企業を中心に堅調に推移したほか、クラウドソリューションを中心に、ソフトウェア及びハードウェアの「運用支援・保守サービスなど」が好調に推移した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高1228億円(前期比10.0%増)、営業利益780億円(同10.0%増)の従来見通しを据え置いている。

    ■大栄環境 <9336>  2,747円  +137 円 (+5.3%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
     大栄環境<9336>が大幅反発。SBI証券が24日付で投資判断を新規に「買い」、目標株価を4100円としてカバレッジを開始したことが好材料視されたようだ。同証券では、最終処分場を持つ強固なビジネスモデルや、プラスチック新法による新たな事業拡大、公民連携による重要なインフラ企業になる可能性の3点を評価。25年3月期の営業利益予想を207億円(会社予想205億円)、26年3月期を同218億円と予想している。

    ■小林製薬 <4967>  5,908円  +258 円 (+4.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
     小林製薬<4967>が続伸。アクティビスト(物言う株主)として知られる香港のオアシス・マネジメントが小林製薬の株式に関し、新たに5%を超えて保有していることが24日の取引終了後に明らかになり、思惑視した買いが入ったようだ。同日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、オアシス・マネジメントの保有割合は5.20%となった。報告義務発生日は7月22日。保有目的の項目には「ポートフォリオ投資および重要提案行為」と記載している。

    ■未来工業 <7931>  3,695円  +100 円 (+2.8%)  本日終値
     未来工業<7931>は堅調推移。24日の取引終了後、25年3月期第1四半期(3月21日~6月20日)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.7%増の111億4200万円、経常利益は同17.1%増の16億6500万円となった。中間期の計画に対し経常利益の進捗率は56%と順調な滑り出しとなっており、評価されたようだ。電材・管材が微減となった一方、配線器具の価格改定が浸透した。原材料単価が高止まりしたなかにあって、増収効果により増益につなげた。

    ■松屋フーズ <9887>  5,730円  +40 円 (+0.7%)  本日終値
     松屋フーズホールディングス<9887>が堅調な動き。同社はきょう、モンゴルの現地法人とフランチャイズ契約を締結し、同国で牛めし業態「松屋」を展開すると発表。今後の更なる拡大などが期待されているようだ。モンゴルの首都であるウランバートルで、同国での1号店が26日にオープンする予定。なお、同社は「松屋」のほかに、とんかつ業態「松のや」、カレー業態「マイカリー食堂」、すし業態「すし松」、ラーメン業態「松軒中華食堂」、ステーキ業態「ステーキ屋 松」「松牛」などを運営しており、国内では1265店舗、海外では中国・台湾に18店舗を出店している(24年6月末時点)。

    ■ガンホー <3765>  2,876.5円  +6 円 (+0.2%)  本日終値
     ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>がしっかり。午後1時10分ごろ、スマートフォン向け完全新作RPG「ディズニー ピクセルRPG」の事前登録者数が20万人を突破したと発表しており、好材料視された。同ゲームは、可愛らしいドット絵で描かれたディズニーキャラクターたちと一緒に冒険するRPG。事前登録者数20万人突破を記念して、きょうからゲームプレイ動画をディズニーゲーム公式Xで先行公開している。

    ■ルネサス <6723>  2,583.5円  -407.5 円 (-13.6%) 一時ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率トップ
     ルネサスエレクトロニクス<6723>が一時ストップ安。この日取引開始直後に上期(1~6月)連結決算を発表。Non-GAAP業績値(財務会計上の数値から非経常的な項目などを一定のルールに基づいて控除・調整したもの)ベースで、売上高は7106億円(前年同期7284億円)、営業利益は2241億円(同2538億円)と減収減益だった。費用増により利益率が悪化した。第3四半期累計(Non-GAAPベース)の売上高は1兆586億円(上下75億円のレンジ、前年同期1兆1078億円)の見通しとした。業績悪を嫌気した売りが優勢となった。

    ■ソフトバンクグループ <9984>  9,365円  -970 円 (-9.4%)  本日終値  東証プライム 下落率5位
     ソフトバンクグループ<9984>が急落、約1カ月ぶりにフシ目の1万円大台を割り込んだ。前日の米国株市場ではハイテクセクターへの売りが加速し、ナスダック総合株価指数は650ポイントあまりの下げで下落率では2022年10月以来の急落となった。これが米ハイテク株へ積極投資を行っている同社株にはネガティブに作用しているほか、前日は同社傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングス<ARM>が米国株市場で8%を超える急落に見舞われており、含み資産の減少が嫌気される形となった。

    株探ニュース