NYダウ (26日終値)
40,589.34
+654.27
1.63%
S&P500 (26日終値)
5,459.10
+59.88
1.10%
ナスダック (26日15:56)
17,319.85
+138.13
0.80%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  話題株ピックアップ【昼刊】:シーユーシー、小林製薬、オービック
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2024年7月25日 11時38分

    話題株ピックアップ【昼刊】:シーユーシー、小林製薬、オービック

    ■シーユーシー <9158>  1,899円  +393 円 (+26.1%) 一時ストップ高   11:30現在
     シーユーシー<9158>は物色人気を集めている。24日取引終了後に4~6月期連結決算を発表。売上高が前年同期比38.3%増の105億9700万円、純利益が同2.0倍の9億6600万円と好調な内容だったことが評価されている。医療機関セグメントで支援先医療機関やM&A支援報酬が増加したほか、米国足病事業の買収で海外売り上げが増えた。ホスピスセグメントでは前期以前に開設した施設の稼働率が上昇した。子会社の借入金返済に伴う為替差益もあった。なお、通期の増収・最終減益見通しは据え置いた。

    ■小林製薬 <4967>  5,953円  +303 円 (+5.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
     小林製薬<4967>が続伸している。アクティビスト(物言う株主)として知られる香港のオアシス・マネジメントが小林製薬の株式に関し、新たに5%を超えて保有していることが24日の取引終了後に明らかになり、思惑視した買いが入ったようだ。同日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、オアシス・マネジメントの保有割合は5.20%となった。報告義務発生日は7月22日。保有目的の項目には「ポートフォリオ投資および重要提案行為」と記載している。

    ■ピー・シー・エー <9629>  2,216円  +111 円 (+5.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
     24日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は62%増益で着地」が好感された。
     ピー・シー・エー <9629> [東証P] が7月24日大引け後(15:00)に決算を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比62.4%増の7億円に拡大し、通期計画の23.9億円に対する進捗率は29.6%に達し、5年平均の24.1%も上回った。
      ⇒⇒ピー・シー・エーの詳しい業績推移表を見る

    ■オービック <4684>  21,675円  +595 円 (+2.8%)  11:30現在
     オービック<4684>が反発している。24日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げることを通じて株式の流動性を高め、より投資しやすい環境を整えることにより、投資家層の拡大を図ることが目的という。同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高287億8100万円(前年同期比6.2%増)、営業利益186億4800万円(同7.0%増)と増収増益となった。付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構築売り上げが大手企業を中心に堅調に推移したほか、クラウドソリューションを中心に、ソフトウェア及びハードウェアの「運用支援・保守サービスなど」が好調に推移した。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高1228億円(前期比10.0%増)、営業利益780億円(同10.0%増)の従来見通しを据え置いている。

    ■未来工業 <7931>  3,695円  +100 円 (+2.8%)  11:30現在
     未来工業<7931>は堅調推移。24日の取引終了後、25年3月期第1四半期(3月21日~6月20日)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.7%増の111億4200万円、経常利益は同17.1%増の16億6500万円となった。中間期の計画に対し経常利益の進捗率は56%と順調な滑り出しとなっており、評価されたようだ。電材・管材が微減となった一方、配線器具の価格改定が浸透した。原材料単価が高止まりしたなかにあって、増収効果により増益につなげた。

    ■キヤノンMJ <8060>  4,542円  +64 円 (+1.4%)  11:30現在
     キヤノンマーケティングジャパン<8060>が全般相場軟調ななか逆行高となっている。24日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算は、売上高3189億300万円(前年同期比5.3%増)、営業利益260億3300万円(同3.9%減)と営業減益だったが、4~6月では同3.5%増益となっており、足もとの業績好転を好感した買いが入っている。エンタープライズセグメントでITソリューションが好調に推移しており業績を牽引する。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高は6450億円から6500億円(前期比6.6%増)へ引き上げたが、営業利益540億円(同2.9%増)は従来見通しを据え置いている。同時に、2200万株(発行済み株数の16.78%)を上限に自社株TOBを実施すると発表した。買い付け期間は7月25日から8月22日までで、買い付け価格は4091円。取得価額の総額は900億4630万円に上る。

    ■ソフトバンクグループ <9984>  9,548円  -787 円 (-7.6%)  11:30現在
     ソフトバンクグループ<9984>が急落、約1カ月ぶりにフシ目の1万円大台を割り込んだ。前日の米国株市場ではハイテクセクターへの売りが加速し、ナスダック総合株価指数は650ポイントあまりの下げで下落率では2022年10月以来の急落となった。これが米ハイテク株へ積極投資を行っている同社株にはネガティブに作用しているほか、前日は同社傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングス<ARM>が米国株市場で8%を超える急落に見舞われており、含み資産の減少が嫌気される形となった。ソフトバンクGの株価はテクニカル的には9300円近辺に位置する75日移動平均線が当面の下値支持ラインとして意識され、9500円台は値ごろ感からの押し目買いと高値でつかんだ向きの見切り売りが錯綜している。

    ■日経レバ <1570>  27,140円  -1,400 円 (-4.9%)  11:30現在
     NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が続急落。前日の米国株市場ではハイテク株中心に売りが噴出し、ナスダック総合株価指数は650ポイントを超える暴落となった。これを受け東京市場でもリスク回避目的の売りが集中、日経平均株価は一時1000円を超える下げで3万8000円台攻防の様相をみせている。日経平均に連動する仕組みで組成されたETFで、価格変動率が日経平均の2倍に設定された日経レバもこれに追随する動き。個人投資家の短期資金を呼び込み売り買いを錯綜させている。

    ■トヨタ自動車 <7203>  3,064円  -36 円 (-1.2%)  11:30現在
     トヨタ自動車<7203>は続落、3000円大台攻防の様相を見せている。外国為替市場で一段と円高が進行、対ドルでは1ドル=153円台後半の推移となっており、同社株をはじめ自動車セクターには向かい風の強い地合いとなっている。ここ日銀による金融政策正常化の流れを受けて円買いの流れが加速しており、7月10~11日に1ドル=161円台で推移していたドル・円相場は、直近で1ドル=153円10銭近辺まで円高方向に振れており、約2週間で8円前後も水準を切り上げた。為替感応度の高い自動車セクターには向かい風が強い。特に対ドル1円の変動で営業利益が500億円変動するといわれるトヨタは影響が大きく、今期業績上方修正期待の後退につながる。

    ■エコナビスタ <5585>  2,225円  +400 円 (+21.9%) ストップ高   11:30現在
     エコナビスタ<5585>はカイ気配スタート。24日の取引終了後、エーザイ<4523>と認知症領域でのエコシステム構築を目指した業務提携契約を締結し、協業を開始したと発表。これを材料視した買いが集まっている。エコナビスタが展開する「ライフリズムナビ」や特許技術「認知症予測モデル」と、エーザイが保有する脳の健康度セルフチェックツール「のうKNOW」を用い、高齢者施設の入居者に対して認知機能の変化への気づきを促す実証実験を推進する。将来的に健常な高齢者も対象としたMCI・認知症発見の早期化に向けた共同研究や、認知症予測モデルの在宅介護領域における適用可能性の検討などを進めていく。

    ■東北新社 <2329>  665円  +100 円 (+17.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
     24日に発表した「3Dインベストメントが非公開化を提案」が買い材料。
     投資会社3Dインベストメント・パートナーズからTOBとスクイーズアウトを通じた株式の非公開化に関する提案を受領。

    ■プライム・ストラテジー <5250>  1,719円  +238 円 (+16.1%)  11:30現在
     プライム・ストラテジー<5250>が全般波乱地合いのなかカイ気配スタート。同社はWebサイトを高速かつ安全に作動させる保守・運用サービスを主力に展開する。24日取引終了後、同社の手掛ける戦略AI「David」に関する国内特許を取得したことを発表。特許内容はWebコンテンツの自動高速表示制御方法で、パソコンやスマートフォンなどの利用者端末からリクエストが送信されてから、Webコンテンツが利用者の端末で入力受付可能になるまでの間に、サーバーのリクエスト処理ユニットがリクエストを検出し、AIサーバーが高速表示の戦略案を立案する。この戦略案に基づいて生成されたデータが、利用者端末で表示されることでWebコンテンツを自動高速表示するという。これを材料視する形で投資資金が一気に流入した。

    ■シンカ <149A>  818円  +56 円 (+7.4%) 一時ストップ高   11:30現在
     シンカ<149A>がストップ高。午前10時ごろ、大塚商会<4768>と業務提携を開始したと発表。これが買い材料視されている。シンカは、異なるデバイス間のコミュニケーションを一元管理できるコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の開発・販売を手掛ける。企業の顧客コミュニケーションにおける課題解決を目的として、大塚商会と業務提携として代理店販売契約を締結したという。

    ■北日本紡績 <3409>  100円  +3 円 (+3.1%)  11:30現在
     北日本紡績<3409>が高い。24日の取引終了後、M&Aビジネス業界に新たな風を吹き込む独自の自社投資型Specialized M&A仲介と投資業務に「KITABO M&A Consultant」の名称で本格的に参入すると発表した。これが買いの手掛かりとなっているようだ。

    ●ストップ高銘柄
     ジーダット <3841>  1,901円  +400 円 (+26.7%) ストップ高   11:30現在
     WASHハウス <6537>  573円  +80 円 (+16.2%) ストップ高   11:30現在
     など、4銘柄

    ●ストップ安銘柄
     メタプラネット <3350>  220円  -80 円 (-26.7%) ストップ安   11:30現在
     セルシード <7776>  390円  -80 円 (-17.0%) ストップ安   11:30現在
     ルネサス <6723>  2,491円  -500 円 (-16.7%) ストップ安   11:30現在
     以上、3銘柄

    株探ニュース