NYダウ (17日12:19)
41,159.19
+204.71
0.49%
S&P500 (17日12:19)
5,592.58
-74.62
-1.32%
ナスダック (17日12:14)
18,005.40
-503.93
-2.73%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  ジョンソン&ジョンソンが決算受け上昇 医薬品販売好調も通期1株利益は下方修正=米国株個別
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2024年7月17日 22時52分

    ジョンソン&ジョンソンが決算受け上昇 医薬品販売好調も通期1株利益は下方修正=米国株個別

    (NY時間09:50)(日本時間22:50)
    ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 154.61(+3.60 +2.38%)

     ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。医療機器の売上は予想を下回ったものの、医薬品の販売が好調だった。

     欧米で低価格競争に直面する抗炎症薬「ステラーラ」の売上減や、ベビーパウダーの訴訟が続いていることを投資家は懸念しており、同社株は今年に入って下落している。

     ウォルクCFOは「われわれはいくつかの株価の重荷(オーバーハング)があることを認めている。ステラーラが独占権を失う最初の年であっても、それを管理し、成長するための体制は非常に整っている」と述べていた。

     同社は6月にプロテオロジックス社を買収し、7月には非上場のヌマブ・セラピューティクス社から実験的な湿疹治療薬「NM26」を買収。これらの費用により通期の1株利益の見通しを下方修正した。

     同社は25年間で60億ドル以上を支払うことで、タルク訴訟の大半の和解を提案している。原告側は7月26日までにこの和解案に賛成票を投じなければならないが、同社が和解を進めるには少なくとも75%の原告の支持が必要。それについて同CFOは「和解が成立することを慎重かる楽観視している」と語った。

     株価は時間外で売買が交錯していたが、通常取引に入って買いが優勢となっている。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):2.82ル(予想:2.71ドル)
    ・売上高:224.5億ドル(予想:223.2億ドル)
      医薬品:144.9億ドル(予想:140.8億ドル)
      医療機器:79.6億ドル(予想:82.2億ドル)

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):9.97~10.07ドル(従来:10.57~10.72ドル)
    ・売上高:880~884億ドル

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース