＊米求人件数（5月）23:00
予想　786.6万人　前回　805.9万人

　このあと日本時間２３時に５月の米求人件数が発表される。予想では７８６．６万人と前回からさらに減少が予想されている。前回４月分の米求人件数は約３年ぶりの低水準となり、医療や政府など幅広い分野で減少し、労働市場の緩やかな減速と整合する動きとなった。

　状況に変化はない。労働者は高賃金での再就職に自信を失っており、離職率は低下圧力に直面。そのような中、スキルのミスマッチが起こっており、労働市場の入れ替わりが少なくなっているため、賃金上昇圧力も緩和が見込まれている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース