（NY時間10:35）（日本時間23:35）
ゼロックス<XRX>　12.00（-0.06　-0.46%）

　アナリストによると、ゼロックス<XRX>は現在リフレッシュ中で、証明すべきことがたくさんあると指摘している。投資判断を「売り」、目標株価を１１ドルでカバレジを開始した。

　同社は売上減に取り組む中で、大規模なリストラを行っている。専門的なデジタルおよびＩＴサービス市場に軸足を移そうとしているが、これには時間と資金がかかり、営業利益の改善には困難が伴うという。

　同社はプリンターのハードウェアおよびサービスのプロバイダーとして市場で信頼を勝ち取っているが、パンデミックを人員削減で乗り切り、先行きも不透明だという。パンデミック後、人員およびコスト削減の継続と同時に、断片化され、競争が激しく、営業費用が集中するサービス市場に再注力し、同時に利益率を２桁に改善するという組み合わせに、投資家が確信を持つことは依然として難しいとも指摘している。

　簡単に言えば「Ｓｈｏｗ Ｍｅ銘柄」だと述べている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース