2024年6月12日 23時47分
ルーブリックが下落 決算に安心感も 28年度までの見通しは野心的との指摘も=米国株個別
(NY時間10:46)(日本時間23:46)
ルーブリック<RBRK> 34.09(-1.18 -3.33%)
サイバーセキュリティのルーブリック<RBRK>が下落。買いが先行して始まったものの、動きが一巡すると戻り売りに押され下げに転じている。
前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかった。ガイダンスも公表しており、第2四半期、通期とも予想を上回る売上高見通しを示している。同社は4月のIPO後、今回が初めての決算となる。
アナリストは「同社の通期見通しはソフトウェア業界のセンチメントが冷え込む中で、安心材料となり得る」とポジティブな評価をした。
一方、「28年度までの25%超の成長というコンセンサスは野心的な課題に見える」とも述べたほか、「同社はセキュリティに重点を置いているが、研究開発と販売への投資を増やす必要がありそうで、それが収益性を圧迫する可能性がある」とも語っている。
(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-1.58ドル(予想:-1.84ドル)
・売上高:1.87億ドル(予想:1.72億ドル)
サブスク:1.72億ドル
保守:567万ドル
・年ベース経常収益(ARR):8.56億ドル
・FCF:-3710万ドル
・年ベース経常収益(ARR)が10万ドル以上の顧客数:1859社
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:1.95~1.97億ドル(予想:1.95億ドル)
・1株損益:-4800~-5000万ドル
(25年度通期見通し)
・売上高:8.10~8.24億ドル(予想:8.06億ドル)
・1株損益:-2.25~-2.35ドル(予想:-2.41ドル)
・年ベース経常収益(ARR):9.83~9.97億ドル
・FCF:0.95~1.15億ドル
【企業概要】
幅広い業界や地域にわたり、エンタープライズ・クラウド・SaaSアプリケーション全体でデータを保護するクラウド型SaaSプラットフォームを提供する。データセキュリティリスクと不正なユーザーアクティビティを検出・分析・修復し、顧客がサイバー攻撃を防ぐだけでなく、攻撃からの回復を実現する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ルーブリック<RBRK> 34.09(-1.18 -3.33%)
サイバーセキュリティのルーブリック<RBRK>が下落。買いが先行して始まったものの、動きが一巡すると戻り売りに押され下げに転じている。
前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかった。ガイダンスも公表しており、第2四半期、通期とも予想を上回る売上高見通しを示している。同社は4月のIPO後、今回が初めての決算となる。
アナリストは「同社の通期見通しはソフトウェア業界のセンチメントが冷え込む中で、安心材料となり得る」とポジティブな評価をした。
一方、「28年度までの25%超の成長というコンセンサスは野心的な課題に見える」とも述べたほか、「同社はセキュリティに重点を置いているが、研究開発と販売への投資を増やす必要がありそうで、それが収益性を圧迫する可能性がある」とも語っている。
(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-1.58ドル(予想:-1.84ドル)
・売上高:1.87億ドル(予想:1.72億ドル)
サブスク:1.72億ドル
保守:567万ドル
・年ベース経常収益(ARR):8.56億ドル
・FCF:-3710万ドル
・年ベース経常収益(ARR)が10万ドル以上の顧客数:1859社
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:1.95~1.97億ドル(予想:1.95億ドル)
・1株損益:-4800~-5000万ドル
(25年度通期見通し)
・売上高:8.10~8.24億ドル(予想:8.06億ドル)
・1株損益:-2.25~-2.35ドル(予想:-2.41ドル)
・年ベース経常収益(ARR):9.83~9.97億ドル
・FCF:0.95~1.15億ドル
【企業概要】
幅広い業界や地域にわたり、エンタープライズ・クラウド・SaaSアプリケーション全体でデータを保護するクラウド型SaaSプラットフォームを提供する。データセキュリティリスクと不正なユーザーアクティビティを検出・分析・修復し、顧客がサイバー攻撃を防ぐだけでなく、攻撃からの回復を実現する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース