ファンダメンタルズは当分の間、株価が上昇し続けることを示唆しているが、テクニカル的には一時停止が必要であることを示唆しているとの指摘が出ている。エリオット波動理論によれば、Ｓ＆Ｐ５００は現在の強気トレンドの第５波と最終波に入っている。これが完了すれば、Ｓ＆Ｐ５００は４９５０を目指して下降し、４６００近辺までさらに下げが加速する可能性もあるという。

　反落のきっかけとなる可能性として、来週のインフレ指標を挙げている。４月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）のコンセンサス予想は前月比０．４％となっており、前月と同水準の上昇が見込まれている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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