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    2024年5月3日 4時01分

    株高・ドル安が優勢 明日は米雇用統計 NFPは24万人増が見込まれる

    NY株式2日(NY時間14:59)(日本時間03:59)
    ダウ平均   38271.36(+368.07 +0.97%)
    ナスダック   15849.38(+243.90 +1.56%)
    CME日経平均先物 37900(大証終比:-290 -0.77%)

    USD/JPY 153.11 EUR/USD 1.0730 GBP/USD 1.2539

     NY時間の終盤に入って、米株式市場でダウ平均は300ドル超の上昇となっている一方、為替市場はドル売りが優勢となっており、ドル円は153円台前半まで下落している。前日のFOMCが警戒したほどタカ派な雰囲気はなく、市場には安心感が広がっている。その流れが本日も出ているようだ。ドル円については、財務省による介入警戒感が強まっている。

     前日のFOMCを通過して市場の関心は明日の4月の米雇用統計に移っている模様。非農業部門雇用者数(NFP)は24万人増が見込まれており、失業率は3.8%と前回と変わらず低水準が予想されている。注目の平均時給は前年比4.1%の上昇。

     NFPの雇用増は医療サービスなど景気に左右されにくいディフェンシブセクターに集中しているが、景気循環型の産業の多くは採用に消極的になっているか、レイオフに踏み切っている状況。ただ、景気循環型は移民労働者を吸収している可能性のある建設業とレジャー・接客業が明るい話題となる可能性があると見られている。

     それでも、労働市場は以前よりは冷え込んでいると思われており、NFPの伸びは主に複数の仕事を持つ労働者やパートタイム労働者の増加が反映されていると考えられているようだ。

     一方、労働者がフルタイムの仕事を見つけることがより困難になっているため、失業率は予想よりも上昇する可能性も一部からは指摘されている。

     注目の平均時給については、カリフォルニア州のファストフード労働者の最低賃金が20%引き上げられたため、引き続き高め伸びが期待されているようだ。

    ◆米雇用統計(4月)3日21:30
    非農業部門雇用者数(4月)21:30
    予想 24.0万人 前回 30.3万人(前月比)

    失業率
    予想 3.8% 前回 3.8%

    平均時給
    予想 0.3% 前回 0.3%(前月比) 
    予想 4.1% 前回 4.1%(前年比)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース