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    2024年4月24日 5時40分

    テスラ、冴えない決算も時間外で6%上昇 求めやすいモデルのローンチ加速=米国株個別

    (NY時間16:38)(日本時間05:38)時間外
    テスラ<TSLA> 153.60(+8.92 +6.17%)

     テスラ<TSLA>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。フリーキャッシュフロー(FCF)も予想外の赤字に転宅している。通期についても前回とかわらず、販売台数の伸びが昨年よりも著しく低下する可能性に言及した。

     冴えない決算ではあったものの、株価は時間外で買いが強まっている。新型車の投入を加速し、求めやすい価格帯のモデル投入を加速すると述べたことが買い手掛かりとなっている模様。以前報道で、同社は低価格帯のモデル投入計画を白紙に戻したと伝わっていた。来年後半の生産開始に向けて新モデルの投入を加速中だという。

    (1-3月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):0.45ドル(予想:0.52ドル)
    ・売上高:213億ドル(予想:223億ドル)
    ・粗利益率:17.4%(予想:16.5%)
    ・FCF:-25.3億ドル(予想:+6.54億ドル)

    (通期見通し)
    ・24年の販売台数の伸びは23年より「著しく低下」する可能性。
    ・サイバートラックの納車と生産は通年で増加へ。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース