NY株式23日（NY時間09:56）（日本時間22:56）
ダウ平均　　　38435.24（+195.26　+0.51%）
ナスダック　　　15611.01（+159.70　+1.05%）
CME日経平均先物　37800（大証終比：+250　+0.66%）

USD/JPY　154.63　EUR/USD　1.0710　GBP/USD　1.2446

米国債利回り
2年債　 　4.935（-0.036）
10年債　　4.580（-0.029）
30年債　　4.696（-0.017）
期待インフレ率　　2.397（-0.008）
※期待インフレ率は10年債で算出

　日本時間２３時４５分に発表になった４月調査の米ＰＭＩ速報値が製造業、非製造業とも予想を下回る内容となったことで、株高・ドル安の反応が見られている。特に製造業は４９．９と判断基準の５０を下回った。

　雇用指数は４８となり、これはサービス業の雇用減少と製造業の伸び鈍化を反映。一方、物価指数は１０カ月ぶりの高水準から後退した。

　発表元のＳ＆Ｐグローバル・マーケット・インテリジェンスは声明で「米経済活動は第２四半期に入って勢いを失った。新規ビジネスの流入は６カ月ぶりに減少し、先行きに対する懸念が高まる中、企業の将来の生産高予想は５カ月ぶりの低水準に落ち込んだ」と述べている。

　より厳しい事業環境はパンデミック初期の封鎖月間を除けば、世界金融危機以来の割合で企業の給与削減を促したという。また、一部の企業は借入コストの上昇と依然として高止まりしている物価が需要を制限していると指摘。

＊米製造業PMI（速報値）（4月）22:45
結果　49.9
予想　52.1　前回　51.9

＊非製造業PMI（速報値）
結果　50.9
予想　52.1　前回　51.7

＊コンポジットPMI（速報値）
結果　50.9
予想　52.1　前回　52.1

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース