（NY時間10:32）（日本時間23:32）
オックスフォード・インダストリーズ<OXM>　109.61（-2.79　-2.48%）

　アパレルメーカーのオックスフォード・インダストリーズ<OXM>が下落。連休前の引け後に１１－１月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。ガイダンスも公表し、予想を下回る見通しを示している。今回の決算を受けてアナリストの投資判断引き下げが伝わっている「売り」に引き下げた。目標株価は９４ドル。

　２０２４年はさらに利益が圧迫される可能性を指摘している。第４四半期の業績は予想の下限となったが、第１四半期は厳しいスタートとなったという。「他と同様に２月は天候が売上に打撃を与えたが、３月は天候が回復し、売上は回復した」と述べている。同アナリストまた「同社にとって今年は投資の年になるだろう」とも述べた。

（１１－１月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：1.90ドル（予想：1.95ドル）
・売上高：4.04億ドル（予想：4.08億ドル）
・粗利益率（調整後）：60.9％（予想：61.7％）
・営業利益率：-20.1％
・在庫：1.60億ドル
・EBITDA（調整後）：5949万ドル（予想：5377万ドル）

（２－４月・第１四半期見通し）
・1株利益（調整後）：2.60～2.80ドル（予想：3.49ドル）
・売上高：3.95～4.15億ドル（予想：4.24億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：9.30～9.70ドル（予想：10.26ドル）
・売上高：16.3～16.7億ドル（予想：16.2億ドル）

【企業概要】
　アパレルやその他ライフスタイル製品のデザイン・調達を行い、米国内外で販売する。男性用・女性用のスポーツウェアをはじめとする衣料品、およびサングラス・ベルト、その他小物類を高級デパートや専門店・小売店・ウェブサイトを通じて販売する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース