（NY時間10:24）（日本時間23:24）
トリッド<CURV>　4.98（+0.10　+2.05%）

　女性用アパレルのトリッド<CURV>が上昇。連休前の引け後に１１－１月期決算（第４四半期）を発表し、売上高、ＥＢＩＴＤＡが予想を上回った。ただ、ガイダンスでは予想を下回る売上高見通しを示している。

　同社は声明で「顧客が新製品のコレクションに反応し、売上高と利益の改善傾向に勇気づけられている」と述べた。一方、見通しについては「今年度の業界におけるマクロ環境の課題や人件費上昇など、いくつかの前提に基づいている」と述べた。

　先行きは不透明なものの、今年の同社株は１５％下落しており、ひとまず足元の数字に安心感が出ているようだ。

（１１－１月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：-0.04ドル（予想：-0.08ドル）
・売上高：2.93億ドル（予想：2.76億ドル）
・粗利益率（調整後）：34.5％（予想：32.4％）
・EBITDA（調整後）：1640万ドル（予想：1090万ドル）

（２－４月・第１四半期見通し）
・売上高：2.77～2.82億ドル（予想：2.98億ドル）
・EBITDA（調整後）：3400～3400万ドル（予想：4140万ドル）

（通期見通し）
・売上高：11.4～11.6億ドル（予想：11.7億ドル）
・EBITDA（調整後）：1.06～1.16億ドル（予想：1.15億ドル）

【企業概要】
　北米で女性用プラスサイズのアパレルおよび下着のブランドとして、消費者に直接販売で事業を展開する。フィット感を重視した幅広い品揃えのトップス・デニム・ドレス・下着・アクティブウェア・フットウェアなどを取り扱い、手頃な価格で提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース