ゲーム開発のテイクツー・インタラクティブ<TTWO>が小幅に５日続伸。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の１３１ドルから１６５ドルに引き上げた。同社のコンテンツ・パイプラインが今後数年間で売上高の成長と利益率改善につながるはずだとしている。

　ビデオゲーム業界による短期的なファンダメンタルズの逆風、特にパンデミックによる業界の周回遅れによるユーザー・エンゲージメントおよび現金化の逆風は同社の株式に既に織り込まれている。

　近日発売予定の「Ｇｒａｎｄ　Ｔｈｅｆｔ　Ａｕｔｏ　ＶＩ」が２５および２６年度の営業利益予想に上振れをもたらすと見ており、このタイトルによって１株利益が約１０ドルまで上昇する可能性があるという。

　同社は今年買収したジンガとの統合に取り組んでいるが、投資家は株価の上下動の要因として統合プロセスに注目するだろうとも述べた。

（NY時間10:32）
テイクツー・インタラクティブ<TTWO>　119.00（+1.70　+1.45%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美