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    2022年6月15日 15時16分

    話題株ピックアップ【夕刊】(2):第一生命HD、薬王堂HD、MSOL

    ■第一生命HD <8750>  2,645円  +7.5 円 (+0.3%)  本日終値
     第一生命ホールディングス<8750>が全体下げ相場に抗して3日続伸となるなど、生保株への買いが目立っている。米国ではFOMCの結果発表を目前に債券を売る動きが加速、米10年債利回りは一時3.5%近くまで上昇し、2011年4月以来、約11年2カ月ぶりの高水準となった。一方、超長期債も売られており、米30年債利回りは3.43%近辺まで水準を切り上げている。米国事業を展開し、長期運用を主眼に置く大手生保にとって、運用環境の急速な向上が見込まれる状況にあり、株価の押し上げ材料となっている。

    ■薬王堂ホールディングス <7679>  2,019円  +3 円 (+0.2%)  本日終値
     薬王堂ホールディングス<7679>は3日ぶりに反発。14日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を15万株(発行済み株数の0.76%)、または3億円としており、取得期間は6月15日から8月24日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び資本効率の向上を通じて株主への利益還元を図るためとしている。

    ■MSOL <7033>  2,515円  -700 円 (-21.8%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率トップ
     マネジメントソリューションズ<7033>が11日続落で一気に年初来安値を更新。14日の取引終了後に22年10月期上期(21年11月~22年4月)の決算を発表。営業利益が前年同期比24.6%減の2億1900万円で着地しており、通期計画に対する進捗の遅れを嫌気した売りが出たようだ。人材の積極採用による費用増が響いた。一方、積極採用によってコンサルタント人数が増加したことから、売上高は同59.1%増の52億400万円となった。あわせて、株主優待制度の廃止を発表した。今年10月末日を基準日とする株主優待制度から廃止し、基準日時点での新規ポイント付与はない。前回基準日までに贈呈した優待ポイントの引き換え可能期間は、2023年1月中旬ごろから同年5月31日までとしている。

    ■パーク24 <4666>  1,861円  -177 円 (-8.7%)  本日終値  東証プライム 下落率3位
     パーク24<4666>が急落。14日の取引終了後に発表した22年10月期上期(21年11月~22年4月)の決算で最終赤字となったことや、株主優待制度の中止を明らかにしたことが嫌気されたようだ。上期決算は、売上高が前年同期比11.5%増の1358億9100万円、営業損益が前年同期から黒字転換となる55億5600万円で着地。新型コロナウイルスに関する規制が緩和されたことにより、駐車場の運営事業が国内外で堅調に推移したほか、カーシェア事業の業績も改善した。英国でのリース契約関連損失や国内グループ会社の収益増に伴う法人税の計上が響き、最終損益は6億3000万円の赤字となった。株主優待については、今年10月末を基準日とする株主優待を中止する。23年10月期以降の優待実施は現時点で未定としており、今後の経営状況などを踏まえて検討していくという。

    ■NEXT 原油ブル <2038>  2,086円  -82 円 (-3.8%)  本日終値
     NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN<2038>が反落したほか、INPEX<1605>、石油資源開発<1662>など資源開発関連株に売りが目立つ。世界的なインフレ懸念が高まる一方、世界景気減速に対する警戒感が再燃していることで、原油需要も緩む可能性が意識されている。前日にWTI原油先物価格は終値ベースで2ドル安の1バレル=118ドル93セントと急反落、今月7日以来となる120ドル台割れで取引を終了した。これを受けて原油価格と株価連動性の高い銘柄に売りを誘発する格好となっている。

    ■Jフロント <3086>  1,113円  -27 円 (-2.4%)  本日終値
     J.フロント リテイリング<3086>は朝高後、値を消す展開。SMBC日興証券は14日、同社株の投資評価「1」と目標株価1400円を継続した。昨年12月の22年2月期第3四半期の決算発表以降、同社株はTOPIXを2割近くアウトパフォームしているが、三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>に比べれば上昇率は劣る。月次売上高の回復トレンドは三越伊勢丹が強いが、Jフロントと高島屋は同程度。株価のパフォーマンスの差は業績予想のビジビリティ(視認性)の低さが背景にあるのではないか、と同証券は指摘。今月30日に予定されている第1四半期(3~5月)決算でコスト管理が確認されればビジビリティが上がると予想し、他社との株価差も埋める方向に動くとみている。

    ■ソフトバンクグループ <9984>  5,028円  -5 円 (-0.1%)  本日終値
     ソフトバンクグループ<9984>が頑強な値動き。ここ急速に下値を探る展開で前日は取引時間中にフシ目の5000円大台を割り込む場面もあったが、その後は先物主導のインデックス買いが入り下げ渋る展開をみせた。きょうは値ごろ感からの押し目買いが観測され、頑強な値動きを示している。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が小幅ながらプラス圏で引けており、米ハイテク株に積極投資する同社株にはポジティブ材料。また、同社が出資する中国電子商取引大手アリババ集団<BABA>が7%近い上昇で切り返しに転じたことで、含み益減少に対する警戒感も足もと後退している。最大1兆円規模の自社株買い(5月末時点で進捗率は55%)に対する期待も押し目買いを誘導している。

    ■FVC <8462>  740円  +100 円 (+15.6%) ストップ高   本日終値
     フューチャーベンチャーキャピタル<8462>が続急伸。14日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、個人株主でマンティス・アクティビスト投資1号及びミッション・キャピタル代表である金武偉(キム・ムイ)氏などのFVC株式の保有割合が9.97%に上昇したことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが流入したようだ。保有目的は経営陣への提言及び重要提案行為などを行うためで、報告義務発生日は6月14日。なお、同社株は金氏が4月に同社に対して株主提案を実施した際にも急騰する経緯があった。

    ■NEWART <7638>  1,312円  +171 円 (+15.0%)  本日終値
     NEW ART HOLDINGS<7638>が急騰。14日の取引終了後、23年3月期の期末一括配当予想を70円から100円へ増額修正したことが好感された。業績動向が好調に推移していることを受けて、感謝特別配当30円を加算する。なお、前期実績は75円だった。

    株探ニュース