デートアプリを手掛けるバンブル<BMBL>が前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、予想をやや下回る内容を示した。ただ、株価は大幅高。市場は通期の好調な見通しを好感しており、特にバンブル・アプリの売上高見通しに着目している。

　アナリストからは、パンデミックがエンデミックに移行し、行動制限に敏感だったデートアプリの利用が安定し始めれば、オンラインデートが再び支持されるはずだとのコメントも出ている。

　なお、同社はロシアとベラルーシでのサービス停止を発表。今回示されたガイダンスにはその影響が含まれているという。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：-0.08ドル（予想：-0.02ドル）
・売上高：2.08億ドル（予想：2.10億ドル）
・EBITDA（調整後）：0.55億ドル（予想：0.54億ドル）
・EBITDAマージン：26.3％（予想：25.8％）
・課金ユーザー：298万人（予想：300万人）

（１－３月・第１四半期見通し）
・EBITDA（調整後）：0.47～0.49億ドル（予想：0.54億ドル）
・売上高：2.07～2.10億ドル（予想：2.12億ドル）

（通期見通し）
・売上高：9.34～9.44億ドル（予想：9.39億ドル）
・EBITDAマージン：26.5～27.0％

（NY時間09:40）
バンブル<BMBL>　23.11（+6.45　+38.72%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美