NYダウ (22日終値)
38,239.98
+253.58
0.66%
S&P500 (22日終値)
5,010.60
+43.37
0.87%
ナスダック (22日終値)
15,451.30
+169.30
1.10%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  ユナイテッド航空が決算受け軟調 輸送能力の見通しを2019年以下に引き下げ=米国株個別
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2022年1月21日 0時31分

    ユナイテッド航空が決算受け軟調 輸送能力の見通しを2019年以下に引き下げ=米国株個別

     ユナイテッド航空<UAL>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益の赤字は予想ほどではなく、売上高も予想を上回った。旅客、貨物とも運賃収入が予想を上回っている。

     ただ、株価は冴えない反応。同社はオミクロン株の感染拡大を理由に、今年度の輸送能力の見通しを2019年の水準以下に引き下げた。従来は2019年を5%上回るとの見通しを示していた。新たな感染の急増は複数の産業を根底から覆し、多くの従業員が在宅勤務を余儀なくされ、同社の定番である出張に支障をきたしている。輸送能力の縮小は、同社が昨年に投資家向けに掲げた、燃料以外の単価を2019年以下に引き下げる努力目標の達成を複雑にしている。

     ただ、カービーCEOは声明で「目先の需要に影響を及ぼしているが、春については楽観的で、夏とそれ以降にも期待している」と述べていた。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株損益(調整後):-1.60ドル(予想:-2.11ドル)
    ・売上高:81.9億ドル(予想:79.5億ドル)
      旅客運賃:68.8億ドル(予想:67.9億ドル)
      貨物:7.27億ドル(予想:5.77億ドル)
      その他:5.87億ドル(予想:5.71億ドル)
    ・座席有効マイル:421.9億(予想:426.6億)
    ・有償旅客マイル:548.2億(予想:546.7億)

    (1-3月・第1四半期)
    ・売上高:2019年第1四半期比20~25%減少
    ・輸送能力:2019年第1四半期比16~18%減少

    (NY時間10:21)
    ユナイテッド航空<UAL> 44.13(-0.28 -0.62%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美