テスラ<TSLA>がきょう買いを加速させており、最高値更新が続いている。７－９月の販売が過去最高となったことや、レンタカーのハーツ・グローバル<HTZZ>が１０万台のテスラ車を契約するなど材料が豊富で、１０月のテスラ株は４４％上昇した。きょうからＣＯＰ２６（国連気候変動枠組み条約第２６回締約国会議）の首脳会議が開催される中で、電気自動車（ＥＶ）への注目が更に集まっている。

　バイデン大統領が公表した１．７５兆ドル規模の税制・支出計画の枠組みにＥＶ購入時の税控除引き上げが盛り込まれていることも引き続き好感されているようだ。

　テスラの上昇に刺激を受けて、きょうは他のＥＶメーカーやバッテリー関連のスタートアップ銘柄も買いが膨らんでいる。

（NY時間13:55）
テスラ<TSLA>　1173.15（+59.15　+5.31%）
ニコラ　<NKLA>　12.48（+0.68　+5.76%）
フィスカー<FSR>　17.43（+1.38　+8.60%）
カヌー<GOEV>　8.19（+0.17　+2.12%）
ローズタウン<RIDE>　5.50（+0.33　+6.38%）
ワークホース<WKHS>　7.13（+0.40　+5.87%）
ハイゾン<HYZN>　6.08（+0.87　+16.70%）
ボルタ<VLTA>　9.10（+0.96　+11.74%）
マイクロバスト<MVST>　9.01（+0.55　+6.50%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美