2021年8月17日 22時53分
ホームデポが下落 既存店売上高が予想下回る アナリストからはポジティブなコメントも=ダウ採用銘柄
ホームデポが下落しておりダウ平均を圧迫。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、既存店売上高が予想を下回ったことが嫌気されている模様。
ただ、アナリストからは長期的にみて底堅いというポジティブなコメントも出ている。「第2四半期の既存店売上高は強気の期待をわずかに下回ったものの1株利益は予想を上回り、EBITマージンも16.1%と過去最高で堅実な結果を出した」と述べている。一方、粗利益率が予想を下回ったが、サプライチェーンのコスト増と、材木価格の27%の下落の影響に起因するとしている。
今回のの結果は根底にある追い風がそのまま残っているという見方を証明し、通期の1株利益の見通しは上方修正が予想され、下半期もその傾向が残っていれば、EBITマージンは約15%になる可能性があるという。
ホームデポは単なる一時的なパンデミックの勝者ではなく、売上高、修理/リフォーム活動などの良好な住宅トレンド、および、都市化解除、ミレニアル世代の世帯形成などの構造的な追い風の恩恵を受け続けているという。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:4.5%(予想:5.6%)
・1株利益(調整後):4.53ドル(予想:4.42ドル)
・売上高:411.2億ドル(予想:406.6億ドル)
・粗利益率(調整後):33.2%(予想:33.7%)
・顧客単価:82.48ドル
・店舗数:2298店(予想:2300店)
(NY時間09:38)
ホームデポ<HD> 318.71(-16.34 -4.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ただ、アナリストからは長期的にみて底堅いというポジティブなコメントも出ている。「第2四半期の既存店売上高は強気の期待をわずかに下回ったものの1株利益は予想を上回り、EBITマージンも16.1%と過去最高で堅実な結果を出した」と述べている。一方、粗利益率が予想を下回ったが、サプライチェーンのコスト増と、材木価格の27%の下落の影響に起因するとしている。
今回のの結果は根底にある追い風がそのまま残っているという見方を証明し、通期の1株利益の見通しは上方修正が予想され、下半期もその傾向が残っていれば、EBITマージンは約15%になる可能性があるという。
ホームデポは単なる一時的なパンデミックの勝者ではなく、売上高、修理/リフォーム活動などの良好な住宅トレンド、および、都市化解除、ミレニアル世代の世帯形成などの構造的な追い風の恩恵を受け続けているという。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高:4.5%(予想:5.6%)
・1株利益(調整後):4.53ドル(予想:4.42ドル)
・売上高:411.2億ドル(予想:406.6億ドル)
・粗利益率(調整後):33.2%(予想:33.7%)
・顧客単価:82.48ドル
・店舗数:2298店(予想:2300店)
(NY時間09:38)
ホームデポ<HD> 318.71(-16.34 -4.93%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美