１２日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比４２４．３８ドル高の３万３７６１．０５ドルと大幅に３日続伸した。
　
　インフレ懸念が後退したことが好感され、ＮＹダウ、ナスダック指数ともに大幅上昇した。米ミシガン大学消費者態度指数が市場予想を上回ったことも好感された。テスラ<TSLA>が高く、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>（旧フェイスブック）が値を上げた。エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>、マイクロン・テクノロジー<MU>、インテル<INTC>といった半導体関連株が買われた。JPモルガン<JPM>やウォルマート<WMT>、コストコ・ホールセール<COST>が上昇した。半面、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>や非鉄のフリーポート・マクモラン<FCX>が安く、モデルナ<MRNA>やフィリップ・モリス・インターナショナル<PM>が値を下げた。

　ナスダック総合株価指数は、２６７．２７３ポイント高の１万３０４７．１８６と反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が７億５８３５万株だった。

出所：MINKABU PRESS