2025年6月13日 0時00分
FRB、当面はタカ派姿勢を維持か
今週発表の5月の米消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)はともに予想を下回り、5月はインフレが抑制されていたことが示唆されている。これを受けて市場では、年内のFRBの利下げ期待を強めているが、エコノミストは、FRBの当局者らが来週発表する金利見通し(ドットプロット)で、年内の利下げ幅を0.25%ポイントに留める見込みだとの見方を示している。
FRBは来週のFOMCで金利を据え置くほか、利下げを急ぐ姿勢も示さないと見ており、労働市場のより顕著な軟化を確認する必要があるという。ただし、今後数カ月で景気は軟化する可能性が高いことから、その場合、FRBは年末までに0.75%ポイントの利下げを実施する可能性は排除できないとも付け加えている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
FRBは来週のFOMCで金利を据え置くほか、利下げを急ぐ姿勢も示さないと見ており、労働市場のより顕著な軟化を確認する必要があるという。ただし、今後数カ月で景気は軟化する可能性が高いことから、その場合、FRBは年末までに0.75%ポイントの利下げを実施する可能性は排除できないとも付け加えている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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