2025年6月9日 21時51分
ダウ先物は上昇 安心感が広がる 今週もイベント目白押し=米国株
米株価指数先物(6月限)(NY時間08:40)(日本時間21:40)
ダウ先物 42850(+41.00 +0.10%)
S&P500 6016.50(+9.75 +0.16%)
ナスダック100先物 21809.25(+19.75 +0.09%)
米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小幅に上昇。先週の米雇用統計を受けて市場には安心感が広がっている模様。雇用の鈍化は続いているものの、底堅さも示されていたとの判断のようだ。
米株価指数は2週連続で上昇し、S&P500は6000を回復。2月の最高値まで3%を切っている。ストラテジストは「市場のメッセージは依然として概ね前向き。特に景気循環株(シクリカル)の堅調な推移は重要なサイン。経済指標は全体的に弱めかではあるが、市場はそれをやり過ごしているようだ。ディフェンシブよりもシクリカルが新高値を取っており、経済は概ね良好と判断しているのだろう」と述べている。
今週もイベントが盛り沢山で、本日はロンドンで米中協議が再開しているほか、アップル<AAPL>が年次開発者会議(WWDC)を開催する。アップルについては、出遅れているAIで挽回できるような目玉は乏しいようだが、iOSなどの各種OSのインターフェース刷新と、年次ベースの新しいブランド体系を発表する予定。同社株は年初来で18%超下落しているが、市場は今後の成長戦略に注目している。
経済指標では5月のインフレ指標が今週発表される。水曜日に消費者物価指数(CPI)、木曜日に生産者物価指数(PPI)が予定。市場は、現在の関税水準がどの程度、経済に波及しているかを探っているが、現段階ではCPIにまだ大きな影響は出ていないと見られている模様。FRBは、来週のFOMCに向けて委員が発言を控えるブラックアウト期間に入っているが、FRBの利下げへの慎重姿勢に変化はないものと見られている。
テスラ<TSLA>が時間外で下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を320ドルに設定した。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>が時間外で上昇。取引開始前に、税制上優遇される形で同社を2つの上場企業に分割する計画を発表した。
ジョビー<JOBY>やアーチャー<ACHR>など空飛ぶタクシーを手掛ける銘柄が上昇。トランプ大統領が米国内でのドローンの開発・商業化・輸出を推進する大統領令に署名したことが背景。
衛星ブロードバンドのエコスター<SATS>が時間外で下落。同社が連邦通信委員会(FCC)による一部の無線および衛星スペクトラム権の審査を受けて、破産法の申請を検討していると報じられた。
イスラエルのオンライン証券、イートロ<ETOR>が時間外で上昇。複数のアナリストが投資判断を「買い」または「中立」でカバレッジを開始。
(NY時間08:50)(日本時間21:50)時間外
ワーナー<WBD> 10.51(+0.69 +7.02%)
ジョビー<JOBY> 8.88(+0.76 +9.36%)
アーチャー<ACHR> 11.46(+1.27 +12.46%)
イートロ<ETOR> 71.00(+2.30 +3.35%)
アップル<AAPL> 204.81(+0.89 +0.44%)
マイクロソフト<MSFT> 469.02(-1.36 -0.29%)
アマゾン<AMZN> 214.80(+1.23 +0.58%)
アルファベットC<GOOG> 175.40(+0.48 +0.27%)
アルファベットA<GOOGL> 174.23(+0.55 +0.32%)
テスラ<TSLA><TSLA> 289.80(-5.34 -1.81%)
メタ<META><META> 698.00(+0.29 +0.04%)
エヌビディア<NVDA> 143.53(+1.81 +1.28%)
AMD<AMD> 118.54(+2.35 +2.02%)
イーライリリー<LLY> 770.50(+0.62 +0.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 42850(+41.00 +0.10%)
S&P500 6016.50(+9.75 +0.16%)
ナスダック100先物 21809.25(+19.75 +0.09%)
米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小幅に上昇。先週の米雇用統計を受けて市場には安心感が広がっている模様。雇用の鈍化は続いているものの、底堅さも示されていたとの判断のようだ。
米株価指数は2週連続で上昇し、S&P500は6000を回復。2月の最高値まで3%を切っている。ストラテジストは「市場のメッセージは依然として概ね前向き。特に景気循環株(シクリカル)の堅調な推移は重要なサイン。経済指標は全体的に弱めかではあるが、市場はそれをやり過ごしているようだ。ディフェンシブよりもシクリカルが新高値を取っており、経済は概ね良好と判断しているのだろう」と述べている。
今週もイベントが盛り沢山で、本日はロンドンで米中協議が再開しているほか、アップル<AAPL>が年次開発者会議(WWDC)を開催する。アップルについては、出遅れているAIで挽回できるような目玉は乏しいようだが、iOSなどの各種OSのインターフェース刷新と、年次ベースの新しいブランド体系を発表する予定。同社株は年初来で18%超下落しているが、市場は今後の成長戦略に注目している。
経済指標では5月のインフレ指標が今週発表される。水曜日に消費者物価指数(CPI)、木曜日に生産者物価指数(PPI)が予定。市場は、現在の関税水準がどの程度、経済に波及しているかを探っているが、現段階ではCPIにまだ大きな影響は出ていないと見られている模様。FRBは、来週のFOMCに向けて委員が発言を控えるブラックアウト期間に入っているが、FRBの利下げへの慎重姿勢に変化はないものと見られている。
テスラ<TSLA>が時間外で下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を320ドルに設定した。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>が時間外で上昇。取引開始前に、税制上優遇される形で同社を2つの上場企業に分割する計画を発表した。
ジョビー<JOBY>やアーチャー<ACHR>など空飛ぶタクシーを手掛ける銘柄が上昇。トランプ大統領が米国内でのドローンの開発・商業化・輸出を推進する大統領令に署名したことが背景。
衛星ブロードバンドのエコスター<SATS>が時間外で下落。同社が連邦通信委員会(FCC)による一部の無線および衛星スペクトラム権の審査を受けて、破産法の申請を検討していると報じられた。
イスラエルのオンライン証券、イートロ<ETOR>が時間外で上昇。複数のアナリストが投資判断を「買い」または「中立」でカバレッジを開始。
(NY時間08:50)(日本時間21:50)時間外
ワーナー<WBD> 10.51(+0.69 +7.02%)
ジョビー<JOBY> 8.88(+0.76 +9.36%)
アーチャー<ACHR> 11.46(+1.27 +12.46%)
イートロ<ETOR> 71.00(+2.30 +3.35%)
アップル<AAPL> 204.81(+0.89 +0.44%)
マイクロソフト<MSFT> 469.02(-1.36 -0.29%)
アマゾン<AMZN> 214.80(+1.23 +0.58%)
アルファベットC<GOOG> 175.40(+0.48 +0.27%)
アルファベットA<GOOGL> 174.23(+0.55 +0.32%)
テスラ<TSLA><TSLA> 289.80(-5.34 -1.81%)
メタ<META><META> 698.00(+0.29 +0.04%)
エヌビディア<NVDA> 143.53(+1.81 +1.28%)
AMD<AMD> 118.54(+2.35 +2.02%)
イーライリリー<LLY> 770.50(+0.62 +0.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース