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    2025年2月22日 0時47分

    ドロップボックスが決算受け大幅安 ユーザー動向と成長に対する懸念が指摘される=米国株個別

    (NY時間10:46)(日本時間00:46)
    ドロップボックス<DBX> 27.62(-4.27 -13.38%)

     ファイル共有ソフトのドロップボックス<DBX>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、課金ユーザー数は予想を若干下回っている。

     共同創業者でCEOのヒューストン氏は「昨年は堅実な業績を達成し、AI搭載製品『Dash for business』の市場投入と、より効率的なコア事業の再構築において大きな進展があった」と述べた。

     ただ、アナリストからはユーザー動向と成長に対する懸念が指摘されている。「今回の決算はAI主導による売上増を示す兆候は多くはなかった。課金ユーザー数の減少と、サブスクなど継続収入の低下は今後の成長の原動力となるものについて疑問を投げかけている。同社の成長は他のソフトウェア企業に後れを取っているように見える」と述べた。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):0.73ドル(予想:0.62ドル)
    ・売上高:6.44億ドル 1.4%増(予想:6.39億ドル)
    ・課金ユーザー数:1822万人(予想:1823万人)
    ・ユーザー当たり平均売上高(ARPU):140.06ドル(予想:139.70ドル)
    ・FCF:2.11億ドル(予想:2.06億ドル)

    【企業概要】
     世界市場において、スマートワークスペースを提供する。ユーザーがどこからでも作業や閲覧することを可能にし、働き方の改革を促進する、クラウドストレージ・ファイル共有といったサービスおよびクラウドソフトウェアを提供する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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