プーチン大統領がきょう、大統領として５期目の就任宣誓を行った。プーチン大統領はクレムリンで就任式に臨み、出席した要人や高官らに「国の方向性が正しいことをロシア市民は確認した。深刻な課題に直面している現在、これは大きな重要性を持つ」と主張。「西側と対話する意思はあるが、対等な条件で相互利益を尊重する場合においてのみだ」と語った。

　在位期間はソ連時代のスターリン以来の長期に渡っているが、これでさらに６年間の任期に入る。宣誓式の前日、同氏は「挑発的」とする西側指導者の発言に反応し、戦術核使用を想定した軍事演習の実施を命じていた。

　ペスコフ大統領府報道官は、マクロン仏大統領によるウクライナへの軍派遣に関する発言や、キャメロン英外相がウクライナは英国製兵器でロシア領内の攻撃も可能だと述べたことを非難した。

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