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    2023年5月27日 6時30分

    【今週読まれた記事】調整入りを拒否! 半導体に巻き起こった強烈上昇旋風

     株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月20日から26日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

     33年ぶりの高値圏を舞う日経平均株価。先週まで強烈な上昇劇を演じていただけに、今週は反動安への警戒感もそれなりに強かったと思われます。「向こう1ヵ月でみた日経平均のレンジは上値が3万1000円程度とみており、それに対して下値余地は大きい」と予想するのは、週明け22日に<相場観特集>で今後の見通しを伺ったブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏。「日本株優位論は株高局面ではそれらしく聞こえるが、本質よりも行き過ぎた解釈となっている可能性がある」と厳しく評価しています。実際、23日のザラ場高値3万1352円で上昇は一服、調整局面入りを匂わせる展開となりました。

     ただ、そこで終わらないのが今回の相場。米国市場でエヌビディア<NVDA>が決算発表をきっかけに一時29%高に買われると、日本市場でも半導体関連銘柄に買いが流入、日経平均を再び押し上げました。結果、週末終値は前週末比107円高の3万0916円と7週続伸して取引を終了しました。

     ちなみにTOPIXは2145.84と前週末からわずかにマイナス。また、マザーズ指数はいまだ奮わず下落基調です。日経平均の勢いが中小型株に波及した時、本当の“日本株復活”が待っているのではないでしょうか。人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─反転リーダーの候補銘柄に注目せよ!」の北浜氏は「大型主力株が先行した場合、中小型株がそれに続くことがほとんどだ」と期待を寄せています。「【植木靖男の相場展望】 ─個別銘柄ではETFに勝てない段階に」の植木氏も、中長期的に「30年に一度の大バブル相場の2年目に入っていることは明らかだ」と指摘。日経平均3万円の値固めが進むなか、中小型株への資金流入がカギとなりそうです。両氏の記事は今週も大人気となりアクセスランキング上位入りとなりました。

     相場コラムは今週も多くの方に読まれ、以下のすべてが上位ランキング入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

      【杉村富生の短期相場観測】 ─ついに、3万8915円が見えてきたぞッ!
      林卓郎(岩井コスモ証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価―
      富田隆弥の【CHART CLUB】 「強い日本株、33年ぶり高値へ」

      田部井美彦氏【33年ぶり高値の日経平均、上げ潮相場どこまで?】(1) <相場観特集>
      馬渕治好氏【33年ぶり高値の日経平均、上げ潮相場どこまで?】(2) <相場観特集>

     今週のアクセスランキング首位は「『半導体関連』大逆襲相場始まる! ここから注目すべき10銘柄 <株探トップ特集>」。2位以下をほぼダブルスコアで引き離す断トツの人気となりました。岸田首相が海外の半導体企業トップと意見交換会を行い日本への投資拡大を呼びかけるなど、半導体を取り巻く状況に変化が訪れています。冒頭でも触れた半導体関連銘柄への活発な資金流入は、首相自らが積極的に半導体政策を推進する姿勢が市場にインパクトを与えたことも理由の一つに挙げられそうです。

     もう一つの理由として「生成AI」の存在が挙げられます。「ChatGPT」を始めとする驚異的な能力を発揮する生成AIの開発には膨大な量の「GPU(画像処理半導体)」が必須であり、GPUで圧倒的シェアを持つエヌビディアの株価高騰はこれが根拠となっています。「需要爆発『生成AI』、半導体セクターで活躍期待の銘柄をロックオン <株探トップ特集>」は、生成AIについての詳しい解説に加え、同テーマにおいて国内で活躍が期待できる注目5銘柄を紹介。この記事も多くのアクセスを集めランキング上位入りとなりました。

     投資テーマ関連では「『半導体』がランキング第1位、関連株一斉蜂起で注目度急上昇<注目テーマ>」が14位にランクイン。ここでも半導体関連への注目度の高さが窺い知れます。そのほか以下の記事も上位入りとなりました。

      日経平均33年ぶり高値圏、追い風強まる「NISA」「資産効果」関連株 <株探トップ特集>
      値上げラッシュに和食の国際化、投資「醍醐味」膨らむ食品6銘柄に照準 <株探トップ特集>


     ランキング2位は「上げ潮相場に乗る! 最高益予想で高値圏飛翔も“まだ割安”の7銘柄リスト <株探トップ特集>」。23年3月期決算発表が評価され新高値圏にある銘柄から24年3月期の業績予想が好調で、しかも“まだ割安に位置する”というお値打ち銘柄を7銘柄紹介して人気を集めました。

     3位には「今期活躍期待の【連続最高益】銘柄リスト〔第1弾〕27社選出 <成長株特集>」がランクイン。こちらは23年3月期に過去最高益を達成し、24年3月期は更に5%以上の伸びで“連続最高益”を予想している銘柄をリストアップ。また、週半ばに配信した「今期活躍期待の【連続最高益】銘柄リスト〔第2弾〕28社選出 <成長株特集>」も上位入りしています。待望の〔第3弾〕は明日19時30分に配信予定。お楽しみに。

     スクリーニング記事では先週配信した「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕 31社選出 <成長株特集>」が、今週も16位と2週連続上位入り。高配当利回り特集など<割安株特集>も定番人気となっています。銘柄選択の参考になさってください。

      【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 5月24日版
      まだ間に合う、5月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
      10万円以下で買える、今期最高益&低PER 18社 【プライム】編 <割安株特集>
      10万円以下で買える、今期最高益&低PER 26社【スタンダード】編 <割安株特集>


     株探プレミアム専用コラムは今週5記事を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第113回「知られざる『小型優良・放置銘柄』を探せ!」。海外勢による日本株買いが続くなか、流動性が少ない小型株は海外勢主導の相場上昇による恩恵が受けづらい状況にあります。そこで今回はそうした小型銘柄から、“売上高、純利益、配当”の3つの成長率を軸に手つかずのお宝銘となっている“安定成長小型株”をリストアップしました。2ページ目にリターン・リスク比などを加味した銘柄リストも掲載。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。


     3月15日から4月2日まで行った「個人投資家大調査-2023」のアンケート結果を分析した「上級者・勝つ人は ココが違う!~個人投資家大調査-2023年~」。今週も一挙3記事を配信しました。

     “億り人・バガー・残念さん編”第5回「億り人はどんな人、負けが込んでいる人と含み損益の銘柄に違いは?」では、“億り人”や累積元本を2倍以上に増やした“バガーさん”と年間成績が5連敗中の“残念さん”の投資歴や足元の保有銘柄などを徹底比較。更に第6回「億り人と連敗中の残念さん、投資スタイルや売買益期待の銘柄での違いは?」では、より詳細に投資スタイルや信用取引などの利用状況などの差を調査しました。

     第7回「配当期待、残念さんの上位は海運やJT、億り人やバガーは」では今後の6ヵ月先の見通しとともに、参考としている指標や情報源の差異を割り出しました。どの記事も2ページ以降に、調査結果を踏まえた詳細な銘柄リストを掲載していますので、こちらも要チェックです。

     5記事目は新連載「徹底リサーチ NEXTエクセレント 日経CNBC×株探 コラボ」の第6回「ドミナント型介護運営×施設デベロッパー~三の矢 "介護テック" 放つ」。今回は介護付き有料老人ホームを運営するチャーム・ケア・コーポレーション<6062>が登場。富裕層をターゲットにエリアを絞って施設を開設する“ドミナント戦略”と、介護施設に特化した不動産の開発事業を“2本の矢”として2024年6月期には売上高500億円を目指しています。高齢化の波が押し寄せる中、介護テック分野でも攻勢を掛ける同社の競争力の秘密を浮き彫りにします。

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     引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。

      【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月19日発表分)
      【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月22日発表分)
      【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月23日発表分)
      【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月24日発表分)
      【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月25日発表分)

      ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月22日)
      ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月23日)
      ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月24日)
      ★本日の【サプライズ決算】速報 (05月25日)
      ※26日は「該当銘柄なし」

    株探ニュース