Exhibit 99.1

インスパイアード、2022年第3四半期決算を発表

2022年11月9日、ニューヨーク - ゲームコンテンツ、テクノロジー、ハードウェア、サービスの大手B2BプロバイダーであるInspired Entertainment, Inc.（「Inspired」または「当社」）（NASDAQ：INSE）は本日、2022年9月30日までの3ヶ月間の未監査財務結果を報告しました。第3四半期の基礎的な業績は、バーチャルスポーツおよびインタラクティブセグメントを含む当社の総合的なオンラインビジネスの成長と、ゲーミングおよびレジャーセグメントの継続的な堅調さを反映しています。総収入および調整後EBITDAは機能通貨建てで前年同期に比べ改善しましたが、報告された業績には前年同期比で大幅な米ドル（対英ポンド）高が反映されています。

1 「調整後EBITDA」及び「調整後EBITDAマージン」は、以下の「非GAAP財務指標」に定義された非GAAP財務指標であり、添付の補足表において最も直接的に比較できるGAAP指標と調整されています。調整後EBITDAマージンは、売上高に対する比率で計算しています。

2 オンライン事業調整後 EBITDA 貢献度は、バーチャル・スポーツ及びインタラクティブのセグメントレベルの調整後 EBITDA の合計から、配分された本社経費を総収入に対するセグメント収入貢献度で日割りしたものを使用して計算されています。当社の定義は、他社の指標と比較できない場合があります。以下の補足表をご参照ください。

3 Before trading expenses

4 ポンド：米ドルの為替レートは、2022 年度第 2 四半期は 1.18 英ポンド：1.00 米ドル、2021 年度第 2 四半期は 1.38 英ポンド：1.00 米ドルと仮定して損益計算書を作成しました。

「当四半期の基本的な業績は好調で、第3四半期の調整後EBITDAは機能通貨ベース5で昨年の記録的な 業績を上回りました。これは、当社の多様なビジネスモデルの回復力と、マクロトレンドにかかわらず、当社の各セグメントで個人消費が引き続き好調であることを反映したものです。「バーチャル・スポーツは目覚ましい成長を続け、5四半期連続で売上高および調整後EBITDAの記録を更新しました。インタラクティブ収入の伸びは緩やかでしたが、ペンシルバニア州に新しいコンテンツと顧客が加わったことで、10月にはインタラクティブ収入の伸び率が加速しました。

「オンラインビジネスが成長軌道に乗るなか、ランドビジネスも堅調に推移し、消費者は引き続きベットショップやパブに足を運び、休日も地元に滞在しています。当社は資本集約度の低いビジネスモデルへの移行を続けており、当四半期末にはBetfred社と5000台の端末販売と同社の全施設に対する完全統合マネージドサービス提供のマイルストーン契約を締結しました」とWeilは述べました。

「ラスベガスで開催されたGlobal Gaming Expo（以下、G2E）およびバンクーバーで開催されたWorld Lottery Summitでの成功は、北米における当社のユニークな製品群の認知度が高まっていることを証明するものでありました。ゲーミング、ロッタリー、スポーツベッティングのオペレーターからの関心は高く、当社の革新的な製品がお客様に魅力的な新しい収益源を提供できるという確信を深めるものであり、現在のマクロ経済環境下では、さらに普及が進むと予想されます。当社のコンテンツは人気を博しており、ブランド認知度も向上し、市場投入までのスピードも速いため、この機会を十分に生かすことができると確信しています。さらに、新製品とさらなる機能強化のためのエキサイティングなパイプラインがあり、新たな成長への大きな道を開く可能性があるため、今後数ヶ月の間に紹介できることを楽しみにしています」とヴァイルは続けました。

「今後の見通しについては、リテール事業とデジタル事業が引き続き堅調に推移し、当社の事業の強さと回復力を示 しています。私たちは、マクロ環境が変化する可能性に留意し、コスト抑制に努めていますが、健全な基礎的モメンタム、ビジネスモデルの多様化、強力な開発パイプラインに依存しており、私たちの戦略に対してさらなる進展を実現するための好位置にあると確信しています」とヴァイルは結論づけました。

5 付加価値税関連の収入および所得を除く。

2022年度第3四半期 セグメント別業績概要（監査対象外）

1 米国会計原則との調整表は以下のとおりです。

2 2022年および2021年の業績を2021年の為替レートで換算して算出した為替変動額

3 増減率に意味はありません

取締役副社長兼最高財務責任者のスチュワート・ベイカーは、「不透明な経済環境の中で、当四半期も好調な結果を残すことができ、嬉しく思っています。当社のオンライン事業は、インフレやサプライチェーンの問題による影響を比較的受けませんでしたが、ホリデー・パーク事業では大幅なコスト削減の圧力に見舞われました。しかし、ホリデーパーク事業では大幅なコスト削減を余儀なくされ、その影響を軽減し、コスト効率を改善することに重点を置いています。当社の基盤事業は引き続き堅調で、多額のフリーキャッシュフローを生み出しているため、今年に入ってから1,000万ドル以上の自社株買いを行うことができました。私たちは、事業全体で持続的な効率化を実現することに注力しており、株主価値を最大化するために、現在の経済環境下で一貫した成果をあげる戦略とその能力に自信を持っています。"

最近のハイライト（2022年11月9日現在)

Corporate

Virtual Sports

Interactive

Gaming

Leisure

2022年第3四半期決算の概要（報告ベース、2021年第3四半期との比較

総収益は、前年同期の7,760万ドルに対し、7,490万ドルとなり、為替変動の影響により1,270万ドルのマイナスとなりました。これは、オンラインビジネスの継続的な成長、ならびにゲーミング＆レジャー分野の好調を反映したものです。

ゲーミングサービス収入は、前年同期の1,970万ドルに対し、1,900万ドルとなり、為替変動による悪影響は330万ドルでした。これは、英国のベッティングショップの業績が好調であったこと、英国のゲーミング機器設置台数が増加した こと、および、ドミニカ共和国で新たに取得した宝くじシステム契約（130万ドル）が加わったことによるもので す。ゲーミング製品売上は、前期のイタリアでの大型販売（120万ドル）及び2022年第3四半期の北米でのハードウェア及びソフトウェア販売（60万ドル）の減少により、為替変動による悪影響が0.9百万ドルあり、2.8百万ドルの減少となりました。ゲーミングセグメント営業利益は、前年同期の510万ドルから450万ドルに減少し、為替変動による悪影響は8百万ドルとなりましたが、これは主に雇用費用の増加に起因する売上原価及び販売費及び一般管理費の増加によるものです。ゲーミング調整後 EBITDA は、2021 年第 3 四半期の 1,090 万ドルから 880 万ドルに減少しました。

バーチャル・スポーツの売上は、前年同期の1,050万ドルに対し、1,460万ドルとなり、為替変動の影響により250万ドル のマイナスとなりました。この増加は、主に、オンライン・バーチャルの売上が、新規チャネル、地域、コンテンツによる既存顧客 の成長により、機能通貨ベースで前年同期比2倍以上となったことによるものです。バーチャル・スポーツ・セグメントの営業利益は、主に売上高の増加により、2021年第3四半期の760万ドルに対して53％（機能通貨ベースでは84％）増加の1160万ドルでした。バーチャルスポーツの調整後 EBITDA は、2021 年第 3 四半期の 860 万ドルから 1260 万ドルに増加し、過去最高となりました。

インタラクティブ収入は、前年同期の610万ドルに対し570万ドルとなり、為替の影響により100万ドル のマイナスとなりました。これは、米国およびカナダでの成長によるものです。2022 年第 4 四半期に北米の複数の顧客が追加で発売される予定です。インタラクティブ・セグメントの営業利益は230万ドルで、前年同期並みでした。インタラクティブ調整後EBITDAは310万ドルで、報告ベースでは前年同期比7％減、機能通貨ベースでは6％増となりました。

レジャー収入は、前年同期の3340万ドルに対して3050万ドルとなり、為替変動により500万ドルのマイナスとなりました。これは、顧客の小売会場が数四半期の閉鎖を経て初めて再開された2021年の記録的な四半期を背景としています。2022年第3四半期のホリデーパーク顧客からの収益は1610万ドル（報告ベースでは7％減、機能通貨ベースでは前年同期比9％増）、MSA顧客は420万ドル（報告ベースでは7％減、機能通貨ベースでは前年同期比8％増）、パブ顧客は810万ドル（報告ベースでは15％減、機能通貨ベースでは横ばい）でした。パブのデジタル化は継続しており、当四半期にはさらにデジタル機器を導入し、デジタル化率は81％に達しています。レジャー事業の営業利益は、前年同期の900万ドルから650万ドルに減少し、為替変動による悪影響は90万ドルとなりました。これは、インフレとGBP安による端末の部品・景品コストの上昇による売上原価の増加、及び人件費増による販売費及び一般管理費の増加によるものです。レジャー調整後EBITDAは970万ドルで、過去最高だった2021年第3四半期の1300万ドルから減少し、為替変動による悪影響が140万ドルありました。レジャー調整後EBITDAマージンは、部品や賞品のコスト増、賃金の増加の影響を受けました。

販売費・一般管理費合計は、前年同期並みの2,920万ドルとなり、機能通貨ベースでは500万ドルの増加となり ました。これは主に、賃金インフレ、特に英国の国民生活賃金の上昇にともなう人件費の増加によるもので、前年 同期比で増加しました。

当四半期の純利益は、ワラント債の公正価値評価益1730万米ドルを含む前年同期の2500万米ドルに対し、 1020万米ドルとなりました。純営業利益は、オンライン売上の増加および減価償却費の減少（240万米ドル）により、前年同期 比130万米ドル増加しました。

当四半期において、為替レートは当社の業績にマイナスの影響を与えました。為替による悪影響は、総収入で1,270万ドル（ゲーミングで420万ドル、バーチャル・スポーツで 250万ドル、インタラクティブで100万ドル、レジャーで500万ドル）でした。純営業利益は、260万ドルのマイナスの影響を受けました（ゲーミングで8百万ドル、バーチャ ルスポーツで220万ドル、インタラクティブで3百万ドル、レジャーで9百万ドル、コーポレートで160万ドル が相殺されました）。調整後EBITDAは450万ドルの悪影響を受けました（ゲーミングで150万ドル、バーチャル・スポーツで220万ドル、イン タラクティブで50万ドル、レジャーで140万ドル、コーポレートで110万ドルにより相殺）。

当四半期の営業活動から資本的支出を除いた全社ベースの現金・預金および現金同等物（純額）は、為替 の影響があったものの、1,460万米ドルの収入となりました。これは、前年同期の1,380万米ドルの流入から改善したものです。

Non-GAAP Financial Measures

当社は営業損益を分析するために、EBITDAや調整後EBITDAなどの特定の非GAAP財務指標を使用しています。当社は、これらの財務指標を日々の事業運営に使用しています。また、これらの指標は、当業界において一般的に使用されているものと考えています。このような理由から、当社は、米国会計原則にもとづく標準的な財務指標に加え、これらの非 GAAP 財務指標により当社の事業に関するより広範な知見を得ることができると考えています。非 GAAP 財務指標の定義および使用に関する特定の規則や規制はなく、その結果、当社が使用する指標は、たとえ類似した 表示をしていたとしても、他社が使用する指標と比較できない可能性があります。非GAAP財務情報の表示は、米国会計基準に準拠して作成および表示された財務情報と切り離して考えるべきではありませんし、米国会計基準に基づく財務情報の代替や優位性として考えるべきものでもありません。当社の非GAAPベースの財務指標は、当社のU.S. GAAPベースの財務指標と連動して検討されることをお勧めします。

当社は非GAAPベースの財務指標を以下のように定義しています。

EBITDAは、減価償却費及び償却費、支払利息、受取利息、法人税等を除く当期純損失と定義されています。

調整後EBITDAは、減価償却費及び償却費、支払利息、受取利息、法人税等、ならびにその他の追加的な除外項目及び調整項目を除く当期純損失と定義されています。このような追加的な除外項目には、関連する負債が株式で決済されると見込まれる株式報酬費用（米国会計基準）、収益認識負債の価値の変動、閉鎖型確定給付年金制度を含むレガシー事業（取引が行われなくなった部分）に関する収益・支出などが含まれます。また、通常の事業過程ではないと考えられる項目として、（1）構造改革費用（従業員の退職、経営陣の交代、 事業再構築、二重運営費用、施設閉鎖に関連する費用、統合費用）、（2）合併・買収費用、（3）通常の 事業過程から逸脱した損益などの調整を行なっています。なお、この数値にはCOVID-19に関連する調整は含まれていません。

調整後 EBITDA は、他の業績評価指標とともに検討した場合、売上高成長率、営業費用、販売費及び一般管理費、 その他の営業収入・費用などの事業の特定の営業ドライバーに焦点を当てることから、特に有用な業績評価指標であると考えてい ます。調整後EBITDAは、当社の営業成績およびその傾向をより完全に理解することができ、当社の財務業績および将来の見通しに関する全体的な理解を深めることができると考えています。調整後EBITDAは、当社の営業成績の特定の側面を考慮していないため（例えば、基礎的な事業活動の通常の部分とみなされない非経常的な利益や損失を除外している）、流動性や営業からのキャッシュ・フローの指標、あるいは純利益や損失と比較できる指標であることは意図していません。当社の調整後EBITDAは、他社の類似の指標の使用と比較できない可能性があります。経営陣は、調整後EBITDAを、当社の営業成績を評価するためのいくつかの指標のうちの1つとしてのみ使用することにより、これらの限界を補っています。さらに、減価償却費及び償却費、支払利息、税効果（費用）に影響する資本的支出は、経営陣により個別に評価され ます。

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