インテルの適時開示・決算・その他

UNITED STATES

SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION

Washington, D.C. 20549

FORM 8-K

現行レポート

第13条または第15条(d)に基づく

1934年証券取引所法

報告日（最も古いイベントの報告日）：2024年4月25日

INTEL CORPORATION

(定款に明記された登録者の正確な名称)


デラウェア	000-06217	94-1672743
(State or other jurisdiction	(Commission	(IRS Employer
of incorporation)	File Number)	Identification No.)

2200 カリフォルニア州サンタクララ、ミッション・カレッジ大通り		95054-1549
(主要経営陣の住所)		(Zip Code)

登録者の電話番号（市外局番を含む(408) 765-8080

Not Applicable

(旧姓または旧住所（前回の報告から変更されている場合)

フォーム8-Kの提出が、以下のいずれかの規定（以下の一般的説明A.2.を参照）に基づく登録者の提出義務を同時に満たすことを意図している場合は、以下の該当するボックスにチェックしてください：

☐ 証券法規則425（17 CFR 230.425）に基づく書面によるコミュニケーション

☐ 取引所法の規則14a-12（17 CFR 240.14a-12）に基づく資料の勧誘

☐ 取引所法の規則14d-2(b)(17 CFR 240.14d-2(b))に基づく開始前のコミュニケーション

☐ 取引所法の規則13e-4(c)(17 CFR 240.13e-4c)に基づく開始前のコミュニケーション）

法第12条(b)に従って登録された証券：


Title of each class	Trading Symbol(s)	登録されている各取引所の名称
普通株式、額面0.001ドル	INTC	Nasdaq Global Select Market

登録者が1933年証券法規則405（本章230.405節）または1934年証券取引法規則12b-2（本章240.12b-2節）で定義される新興成長企業であるかどうかをチェックマークで示す。

Emerging growth company ☐

新興成長企業の場合、登録者が取引所法第13条(a)に従い提供される新規または改訂された財務会計基準に準拠するための延長された移行期間を使用しないことを選択した場合は、チェックマークで示す。¨

項目2.02 経営成績および財政状態。

2024年4月25日、インテルコーポレーション（以下「インテル」）は、2024年3月30日に終了した第1四半期の財務結果および2024年第2四半期に関する将来の見通しに関する記述を発表するプレスリリースを発表しました。このプレスリリースのコピーは別紙99.1として添付され、参照により本書に組み込まれています。

添付のプレスリリースには、当社の事業および見通しに関する非GAAPベースの財務指標が含まれています。これらの非GAAP指標の一部は、2024年第1四半期のインテルの決算説明会で使用されます。さらに、添付のプレスリリースには、これらの非GAAPベースの指標とGAAPベースの指標との調整、経営陣によるこれらの非GAAPベースの指標の使用方法、および経営陣がこれらの指標が投資家にとって有益な情報を提供すると考える理由の説明が含まれています。これらの非GAAP財務指標は、GAAPに準拠して算出された財務指標に代わるもの、またはGAAPに準拠して算出された財務指標より優れたものとみなされるべきではなく、GAAPに準拠して算出された財務結果およびこれらの財務結果との調整は慎重に評価されるべきです。

本報告書の項目2.02に記載されている情報および別紙99.1として添付されているプレスリリースは、1934年証券取引法（改正後）において提出されたものであり、提出されたものとして取り扱われるものではありません。

項目7.01 規制FDの開示。

インテルコーポレーション（以下「インテル」）は以前、2024年第1四半期に発効する社内ファウンドリー・オペレーティング・モデルの導入を発表し、インテル・プロダクツ事業（CCG、DCAI、NEXの総称）とインテル・ファウンドリー事業の間にファウンドリー関係を構築しました。インテル・プロダクツは、実質的にサードパーティの顧客向けのCPUおよび関連ソリューションの設計・開発で構成されています。インテル・ファウンドリーは、プロセス・エンジニアリング、製造、ファウンドリー・サービス・グループで構成され、インテル・プロダクツ事業およびサードパーティーの顧客に製造、テスト、組立サービスを提供しています。両事業とも、マーケティング、セールス、その他のサポート機能を活用しています。

当社の内部ファウンドリ・モデルは、当社の戦略の重要な構成要素であり、当社の経営力学を再構築し、透明性、説明責任、およびコストと効率性の重視を推進するように設計されています。また、インテル傘下のアルテラ（以前はインテルのプログラマブル・ソリューション・グループ）を独立事業として運営し、2024年第1四半期からセグメント報告を開始する意向を発表しました。アルテラはこれまでDCAIセグメントの業績に含まれていました。これらの変更の結果、2024年度第1四半期にセグメント報告を変更し、この新しいオペレーティング・モデルに合わせました。すべての過年度のセグメントデータは、2024会計年度以降、最高執行意思決定者（CODM）が社内で情報を受け取り、オペレーティング・セグメントの業績を管理・モニターする方法を反映するよう、遡及的に調整されています。2023年度またはその他の期間のインテルの連結財務諸表に変更はありません。

2024年4月2日、インテルコーポレーションの2023年12月30日締め年次報告書Form 10-Kの項目7「経営陣による財務状況と経営成績の検討と分析」の遡及修正（以下、「遡及修正」）をForm 8-KのCurrent Reportの添付資料として提出しました。

遡及修正における新しいオペレーティング・セグメントの表示と整合し、2024年3月30日に終了する会計年度の四半期報告書（Form 10-Q）で報告される、2023年12月30日に終了する会計年度の4四半期ごとの過去のオペレーティング・セグメント財務情報を再表示するため、本Current Report on Form 8-Kの別紙99.2を提出します。

項目9.01 財務諸表および別紙。

(d) 出展物

本報告書の一部として、以下の展示資料を提供する：


Exhibit Number			Description
99.1			2024年4月25日付「インテル、2024年第1四半期決算を発表」と題するプレスリリース。
99.2			2023年12月期の四半期財務情報を再構成（未監査）。
104			カバーページインタラクティブ・データ・ファイル、インライン xbrl 形式、別紙 101 として収録。

SIGNATURES

1934年証券取引法の要件に従い、登録者は本報告書に正式に権限を付与された署名者により、登録者を代表して署名させた。

INTEL CORPORATION (Registrant)

Date:

April 25, 2024

By:

/s/ DAVID ZINSNER

David Zinsner

エグゼクティブ・バイス・プレジデント、チーフ・ファイナンシャル・オフィサー、プリンシパル・ファイナンシャル・オフィサー

EX-99.1 2 q124_earningsrelease.htm EX-99.1 Document

Exhibit 99.1

Intel Corporation

ミッション・カレッジ大通り2200

Santa Clara, CA 95054-1549

News Release

インテル、2024年第1四半期決算を発表

NEWS SUMMARY

第1四半期の売上高は前年同期比9％増の127億ドル。

インテルに帰属する第1四半期のGAAPベースの1株当たり利益（損失）（EPS）は$(0.09)、非GAAPベースのEPSは$0.18。

2024年第2四半期の売上高は125億～135億ドル、第2四半期のEPSは(0.05ドル)、非GAAPベースのEPSは0.10ドルを予想。

カリフォルニア州サンタクララ、2024年4月25日 - インテルコーポレーションは本日、2024年第1四半期決算を発表した。

「インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「クライアント、エッジ、データセンターの各ポートフォリオにおける強力なイノベーションが、Intel Productsの2桁増収を牽引した。Intel 3が量産体制に入ったことで、最先端の半導体はほぼ10年ぶりに米国で製造されることになり、Intelファウンドリーの成長とともに、来年にはプロセス・リーダーを奪還する予定です。当社は、AIソリューションを加速させ、ダイナミックな市場において実行、経営規律、株主価値創造への絶え間ない集中を維持することで、年間を通じて順次成長を推進する計画に自信を持っている。"

「インテルCFOのデビッド・ジンスナーは、「第1四半期の売上高は予想通りであり、非GAAPベースのEPSも予想を上回る結果となりました。「透明性とアカウンタビリティを向上させた当社の新しいファウンドリー・オペレーティング・モデルは、すでに事業全体でより良い意思決定を促しています。今後、2024会計年度には、売上高と非GAAPベースのEPSが前年比で成長し、通期の売上総利益率が約200ベーシスポイント改善すると見込んでいる。"

Q1 2024 Financial Highlights


	GAAP			Non-GAAP
	Q1 2024	Q1 2023	vs. Q1 2023	Q1 2024	Q1 2023	vs. Q1 2023
Revenue ($B)	$12.7	$11.7	up 9%
売上総利益率	41.0%	34.2%	up 6.8 ppts	45.1%	38.4%	up 6.7 ppts
R&D and MG&A ($B)	$5.9	$5.4	up 10%	$5.0	$4.8	up 5%
営業利益率	(8.4)%	(12.5)%	up 4.1 ppts	5.7%	(2.5)%	up 8.2 ppts
Tax Rate	39.2%	(139.0)%	n/m*	13.0%	13.0%	—
インテルに帰属する当期純利益（損失） ($b))	$(0.4)	$(2.8)	up 86%	$0.8	$(0.2)	n/m*
インテルに帰属する1株当たり利益(損失)	$(0.09)	$(0.66)	up 86%	$0.18	$(0.04)	n/m*

第1四半期には12億ドルの営業キャッシュを使用し、5億ドルの配当を支払った。

*Not meaningful

Intel/Page 2

Business Unit Summary

これは2024年第1四半期に発効し、インテル・プロダクツ事業（CCG、DCAI、NEXの総称）とインテル・ファウンドリ事業（ファウンドリ・テクノロジー開発、ファウンドリ製造・サプライチェーン、ファウンドリ・サービス（旧IFS）を含む）の間にファウンドリ関係を構築するものです。ファウンドリー・オペレーティング・モデルは、同社の戦略の重要な構成要素であり、オペレーション・ダイナミクスを再構築し、透明性、説明責任を高め、コストと効率性を重視するように設計されている。同社はまた、インテル・カンパニーのアルテラ（Altera®）（旧インテル・プログラマブル・ソリューション・グループ）を2024年第1四半期から独立事業として運営する意向を発表している。アルテラはこれまでDCAIのセグメント業績に含まれていました。これらの変更に伴い、2024年第1四半期にセグメント報告を変更し、この新しいオペレーティング・モデルに合わせました。すべての過年度のセグメントデータは、2024会計年度以降の社内での情報の受け取り方、オペレーティング・セグメントの業績の管理・モニタリング方法を反映するよう、遡及的に調整されています。インテルの過年度の連結財務諸表に変更はありません。

ビジネスユニットの収益と推移

Q1 2024

vs. Q1 2023

Intel Products:

Client Computing Group (CCG)

$7.5 billion

31%

データセンターとai（dcai)

$3.0 billion

Network and Edge (NEX)

$1.4 billion

down

Total Intel Products revenue

$11.9 billion

17%

Intel Foundry

$4.4 billion

down

10%

All other:

Altera

$342 million

down

58%

Mobileye

$239 million

down

48%

その他

$194 million

17%

Total all other revenue

$775 million

down

46%

Intersegment eliminations

$(4.4) billion

純収益合計

$12.7 billion

Intel Products Highlights

▪CCG：インテルは、AIをあらゆる場所にもたらすという使命を前進させ続けている。2023年12月のインテル® Core™ Ultraプロセッサーの発売以来、第1四半期末時点で500万台以上のAI PCが出荷され、100社以上のソフトウェア・ベンダーにサポートされている。インテルは、2024年末までに4,000万台のAI PCを出荷するという事前予測を上回る見込みです。

DCAI：インテルはIntel Visionにおいて、主要なジェネレーティブAI（GenAI）モデルにおいて、Nvidia H1001よりも平均50%高速な推論と40%優れた推論電力効率を実現すると予測されるIntel® Gaudi® 3 AIアクセラレーターを発表した。インテルはまた、NAVER、Dell Technologies、Bosch、Supermicroなど、新たなインテル・ガウディ・アクセラレーターの顧客とパートナーを発表した。さらに、コードネーム「Sierra Forest」と呼ばれる次世代Eコア・インテル® Xeon®は今週製品リリースを達成し、インテルはGranite Rapidsが第3四半期にリリースされると見込んでいる。

NEX：インテルはバルセロナで開催中のモバイル・ワールド・コングレスで、企業がエッジおよびAIアプリケーションを大規模に開発、展開、管理できるモジュラー型のオープン・ソフトウェア・プラットフォーム、インテル・エッジ・プラットフォームを発表した。インテル・エッジ・プラットフォームは、アマゾンウェブサービス、レノボ、レッドハット、SAP、ウィプロから幅広いエコシステムをサポートしている。インテルはまた、「Open Platform for Enterprise AI」を発表した。このプラットフォームは、検索拡張世代（RAG）を手始めに、多様で異種混合のエコシステム全体で相互運用性を促進することにより、企業向けに安全でコスト効率の高いGenAIの展開を加速することを目的としている。

1 2024年3月28日時点のNVIDIA公表データに基づくNV H100比較。報告されている数値はGPUあたりのものです。LLAMA2-7B, LLAMA2-70B & Falcon 180Bのインテル® Gaudi® 3との比較。NvidiaとGaudi 3両方の電力効率は内部推定に基づく。結果は異なる場合があります。

Intel/Page 3

Intel Foundry Highlights

インテルは、2月に開催した第1回Direct Connectイベントにおいて、AI時代に向けた世界初のシステム・ファウンドリーであるIntel Foundryを発表し、300社近いエコシステム・パートナーの支持を得た。Direct Connectにおいて、Intel Foundryは、外部顧客に対する期待生涯取引額が150億ドル以上に増加したことを発表した。

インテルは引き続きインテル® 18A の採用を推進しており、米国の大手航空宇宙・防衛企業がインテル® 18A を採用したことで、インテル® ファウンドリーのインテル® 18A を採用する外部顧客は 6 社となった。今四半期、マイクロソフトもインテル® 18Aでチップを設計する計画を発表した。

インテルは、4 年後に 5 ノードというプロセス目標を超えるプロセス技術ロードマップを発表し、インテル 18A に続いてインテル 14A を最先端ノードのラインアップに加え、インテル 3、インテル 18A、インテル 14A に特化したいくつかのノード進化を発表した。

インテル・ファウンドリーは、50近い顧客テストチップの強力なパイプラインを持っており、5つの設計賞を含め、先進的なパッケージングに関して、業界のほぼすべてのファウンドリー顧客と契約を結んでいる。

また当四半期中、インテルは業界全体で140を超える組織を集め、第1回サステナビリティ・サミットを開催した。半導体エコシステム全体で持続可能性への取り組みを進めることは、インテルが業界で最も持続可能なファウンドリーになるために重要なステップである。同社は2023年末時点で、インテルが世界中の工場で99％の再生可能電力を使用し、米国、コスタリカ、メキシコ、インドで純水プラスを達成したことを示す予備的な推定値など、注目すべき進捗状況を共有した。

Q2 2024 Dividend

同社は、取締役会が同社の普通株式に対して1株当たり0.125ドルの四半期配当を宣言し、2024年5月7日現在の株主名簿上の株主に対して2024年6月1日に支払うと発表した。

Business Outlook

2024年第2四半期に関するインテルのガイダンスには、GAAPベースの推定値と非GAAPベースの推定値の両方が含まれています。GAAPベースの財務指標と非GAAPベースの財務指標との調整は以下のとおりです。


Q2 2024	GAAP	Non-GAAP

売上高	$12.5-13.5 billion





売上総利益率	40.2%	43.5%
Tax Rate	61%	13%
インテルに帰属する1株当たり利益（損失）-希薄化後	$(0.05)	$0.10

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Earnings Webcast

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Forward-Looking Statements

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Consolidated Condensed Balance Sheets

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Supplemental Operating Segment Results

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Explanation of Non-GAAP Measures

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