アメリカンインターナショナルGの適時開示・決算・その他

UNITED STATES

SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION

Washington, D.C. 20549

FORM 8-K

現行レポート

第13条または第15条(d)に基づき

1934年証券取引所法

報告日（最も古いイベントの報告日）：2023年8月1日

AMERICAN INTERNATIONAL GROUP, INC.

(定款に明記された登録者の正確な名称)

デラウェア

1-8787

13-2592361

(法人設立の州またはその他の管轄区域)

(Commission File Number)

(IRS Employer Identification No.)

アベニュー・オブ・ジ・アメリカズ1271ニューヨーク州ニューヨーク10020

(主たる事務所の所在地）

登録者の電話番号（市外局番を含む(212) 770-7000

フォーム8-Kの提出が、以下のいずれかの規定（以下の一般的説明A.2.を参照）に基づく登録者の提出義務を同時に満たすことを意図している場合は、以下の該当するボックスにチェックしてください：


¨			証券法に基づく規則425に従った書面によるコミュニケーション（17 cfr 230.425)
¨			取引所法の下でのルール14a-12（17 cfr 240.14a-12）に基づく資料の勧誘。)
¨			取引所法の規則14d-2(b)に基づく開始前のコミュニケーション（17 cfr 240.14d-2(b))
¨			証券取引法の規則13e-4(c)に基づく開始前のコミュニケーション（17 cfr 240.13e-4(c))

法第12条(b)に従って登録された証券：


Title of each class	Trading Symbol(s)	登録されている各取引所の名称
普通株式、額面は1株あたり2.50ドル	AIG	New York Stock Exchange
4.875% シリーズa-3ジュニア劣後債	AIG 67EU	New York Stock Exchange
シリーズa 5.85%非累積型永久優先株式の1株の1,000分の1の権利を表す各デポジタリー・シェア	AIG PRA	New York Stock Exchange

登録者が1933年証券法規則405（本章230.405節）または1934年証券取引法規則12b-2（本章240.12b-2節）で定義される新興成長企業であるかどうかをチェックマークで示す。

Emerging growth company ¨

新興成長企業の場合、登録者が取引所法第13条(a)に従い提供される新規または改訂された財務会計基準に準拠するための延長された移行期間を使用しないことを選択した場合は、チェックマークで示す。¨

セクション2 - 財務情報

Item 2.02. 営業成績および財務状況

2023年8月1日、アメリカン・インターナショナル・グループ・インク（以下「当社」）は、2023年6月30日に終了した四半期の業績を報告するプレスリリース（以下「プレスリリース」）を発表しました。プレス・リリースのコピーは本フォーム8-Kカレント・レポートの別紙99.1として添付され、参照することにより本書に組み込まれます。

セクション8 - その他のイベント

Item 8.01. Other Events

この優先株式は預託株式（各預託株式は優先株式1株の1,000分の1の持分を表し、預託株式保有者は預託株式1株につき0.365625ドルを受け取る）により表章される。このプレスリリースのコピーは、本Current Report on Form 8-Kの別紙99.1として添付されており、参照により本書に組み込まれる。

第9節 - 財務諸表および添付資料

Item 9.01. 財務諸表および添付資料


			(d)						Exhibits.
			99.1						2023年 8月 1日付アメリカン・インターナショナル・グループ社プレスリリース。
			104						cover page interactive data file (インラインxbrl文書内に埋め込まれている)。

EXHIBIT INDEX


Exhibit No.						Description
99.1						2023年 8月 1日付アメリカン・インターナショナル・グループ社プレスリリース。
104						cover page interactive data file (インラインxbrl文書内に埋め込まれている)。

SIGNATURES

1934年証券取引法の要件に従い、登録者は本報告書に正式に権限を付与された署名者により、登録者を代表して署名させた。


	AMERICAN INTERNATIONAL GROUP, INC.(Registrant)

Date: August 1, 2023	By:	/s/ Prabha Sipi Bhandari
		Name:	Prabha Sipi Bhandari
		Title:	シニア・バイス・プレジデント、デピュティ・ジェネラル・カウンセル兼コーポレート・セクレタリー

EX-99.1 2 q22023earningsrelease.htm EX-99.1 Document


Press Release			Contacts:
www.aig.com			Quentin McMillan (Investors): quentin.mcmillan@aig.com
			Claire Talcott (Media): claire.talcott@aig.com

AIG、2023年第2四半期決算を発表

希薄化後普通株式 1 株当たり当期純利益は、前年同期の 3.43 ドルに対し 2.03 ドルとなり、希薄化後普通株式 1 株当たり AIG 普通株主に帰属する税引き後利益*（AATI）は、前年同期の 1.39 ドルに対し、1.75 ドルとなりました。

損害保険の正味収入保険料は前年同期比10％増、企業向け損害保険の正味収入保険料は同 14％増、恒常為替レートベースではそれぞれ11％増、13％増となった。

損害保険のコンバインド・レシオは 90.9％、事故年度コンバインド・レシオ（AYCR）は 88.0％。

生命保険およびリタイヤメント事業の調整後税引前利益（APTI）は、基本運用利回りの力強い伸びの恩恵を受け、前年同期から 33％増加し、9.91 億ドルとなりました。収入保険料は 25 億ドルと、前年同期から 128％増加し、収入保険料および預かり資産*は 101 億ドルと、前年同期から 42％増加しました。

AIG は第 2 四半期に 5.54 億ドルの普通株式を買い戻し、2.68 億ドルの配当金を支払いました。

ヴァリダス・リインシュアランス社（Validus Reinsurance, Ltd. ）のルネッサンス・リー・ホールディングス社（RenaissanceRe Holdings Ltd. ）への売却を発表。(ヴァリダス・リインシュアランス・リミテッド（Validus Reinsurance Ltd.）をルネッサンス・リー・ホールディングス（RenaissanceRe Holdings Ltd.(現金約 27.4 億ドルおよびルネッサンス・リーの普通株式 2.5 億ドルを対価とするルネッサンス・リー（RenaissanceRe）への売却は、AIG のグローバル・ポートフォリオの戦略的再配置における新たな重要なマイルストーンとなり、全体的なボラティリティを低減し、資本効率を高める。

コアブリッジ・ファイナンシャル普通株式の売出しに成功。コアブリッジ・ファイナンシャル株式の買戻しに伴い、AIGの保有比率は65.3%に低下。

7月上旬、クロップ・リスク・サービスの現金約2億4,000万ドルでの売却を完了し、ストーン・ポイント・キャピタルLLCとともに、富裕層および超富裕層向け個人向け保険事業を統括するプライベート・クライアント・セレクトの設立を完了。

8月1日、AIG取締役会は自社株買いの権限を75億ドルに増額した。

2023年第2四半期の注目すべき項目

-これは、異常災害損失の増加による保険引受利益の減少、および再保険と前年の保険料控除後の良好な前年度実績の減少により一部相殺されました。

-生命保険およびリタイヤメント事業のAPTIは、前年同期から2億4,400万ドル増加し、9億9,100万ドルとなりました。

-AIG 普通株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の 27 億ドルに対して 15 億ドル、希薄化後の普通株式 1 株当たりでは 3.43 ドルに対して 2.03 ドルとなりました。

-AATI は前年同期の 11 億ドルに対し 13 億ドル、希薄化後普通株式 1 株当たりでは 1.39 ドルに対し 1.75 ドルとなりましたが、これは主に生命保険事業とリタイヤメント事業の業績が上昇したこと、および加重平均希薄化後発行済み株式数が 9％減少したことによるものです。

-普通株主資本利益率（ROCE）は年率換算で 14.0%、調整後 ROCE*は 9.4%であった。損害保険と生命保険およびリタイヤメント事業の調整後ROCEはともに12.2%であった。

* 非gaap指標の定義および最も近いgaap指標への調整は、本ニュースリリース中の「レギュレーションgおよび非gaap財務指標に関するコメント」の見出しの下に記載されています。

ニューヨーク発 2023 年 8 月 1 日 - アメリカン・インターナショナル・グループ（NYSE: AIG）は本日、2023 年 6 月 30 日に終了した第 2 四半期の業績を発表しました。

AIG 会長兼最高経営責任者（CEO）のピーター・ザフィーノは、次のように述べています：「第 2 四半期も引き続き勢いを維持し、優れた業績を達成するとともに、複数の戦略的優先事項を成功裏に遂行しました。第 2 四半期の修正後税引き後利益（希薄化後普通株式 1 株当たり AIG 普通株主に帰属）は 1.75 ドルとなり、AIG にとって 2007 年以来の修正後 EPS となりました。

「AIG が成長を続け、ボラティリティを管理し、収益性を向上させることができたのは、引受およびオペレーショナル・エクセレンスへの取り組みを反映したものです。好調な財務実績に加え、私たちのチームは、AIG を簡素化し、ボラティリティを低下させ、流動性と資本効率を生み出し、資本管理計画を加速させるいくつかの取引を実行しました。

「損害保険事業では、事故年度の保険引受利益率の継続的な改善と力強い成長により、当四半期も好業績となった。正味収入保険料は前年同期比 11%増†、コマーシャル・ラインの正味収入保険料は 13%増†となった。北米コマーシャル・ラインの料率は8％（労災を除くと9％）上昇し、インターナショナル・コマーシャル・ラインの料率は9％上昇した。

「損害保険のコンバインド・レシオは、異常災害損失 2.5 億ドル（損害率 3.9 ポイント）を含めて 90.9%となり、損害保険業界にとって非常に厳しい四半期であったにもかかわらず、驚異的な結果となりました。第 2 四半期の事故年度コンバインド・レシオ（CAT を除く）は 88.0%で、2007 年以来の低水準となりました。このコンバインド・レシオは前年同期比で 50bp 改善しましたが、これはグローバル・コマーシャル保険の事故年度コンバインド・レシオ（CAT 除く）が 84.4%と非常に良好であったことによります。

「生命保険およびリタイヤメント事業は、保険料および預かり資産が前年同期比 42％増の 100 億ドル超となり、非常に好調な業績を達成した。また、基本純投資スプレッドの拡大も引き続き好調であった。

「資本管理に関しては、引き続きバランスのとれた戦略を実行しました。また、5.54 億ドルの AIG 普通株式の買戻しと、2.68 億ドルの配当により、8.22 億ドルを株主に還元しました。

「5月、私たちはヴァリダス・リー社をルネッサンス・リー社に30億ドルで売却することを発表しました。さらに、AIG の作物リスク・サービス事業をアメリカン・ファイナンシャル・グループに約 2.4 億ドルで売却することを発表し、成功裏に完了しました。また、プライベート・クライアント・セレクトを、パートナーであるストーン・ポイント・キャピタル LLC と共に、富裕層および超富裕層市場向けの独立プラットフォームとなるマネージング・ゼネラル・エージェンシーとして立ち上げました。

「6月、Corebridge Financial の普通株の売出しが完了しました。さらに、Corebridge は株主に対し4億ドルの特別配当を実施し、AIG と Blackstone から2億ドルの普通株の買い戻しを実行しました。通常の配当金約6億ドルを含め、これらの措置により、2022年9月の株式公開以来、Corebridge の株主には総額約12億ドルの資本が還元されました。これらの措置の結果、AIG は約17億ドルの総収益を獲得し、Corebridge への出資比率は65.3%まで低下しました。

「AIG の従業員が第 2 四半期に達成したことの大きさは並大抵のものではありません。AIG は、すべての活動において卓越した業績を上げ、ステークホルダーの皆様に持続可能で長期的な価値を提供するトップ・カンパニーとなるための旅を続けており、私は AIG の有望な将来にこれまで以上に自信を持っています。

北米は恒常為替レートベース、インターナショナルは恒常為替レートベースおよびインターナショナルラグ消去調整後。これらの指標は一般に公正妥当と認められた会計原則（非GAAP）に従って算出されていません。非GAAP指標の定義および最も近いGAAP指標との調整は、本ニュースリリースの「規制Gおよび非GAAP財務指標に関するコメント」の見出しに記載されています。

2023 年第 2 四半期、継続事業の税引き前利益は、前年同期の 39 億ドルに対し、19 億ドルとなりました。AIG 普通株主に帰属する四半期純利益は、前年同期の 27 億ドル（希薄化後普通株式 1 株当たり 3.43 ドル）に対し、15 億ドル（希薄化後普通株式 1 株当たり 2.03 ドル）となりました。税引前利益の減少は主に、フォーティテュード再保険の留保資産および組込デリバティブにかかる正味実現利益の減少、フォーティテュード再保険の留保資産および組込デリバティブを除いた正味実現利益の減少、異常災害損失の増加、前年度正味有利繰越利益（PYD）の減少、ならびに生命保険およびリタイヤメント事業の利息貸付金利の上昇によるものです。この減少は、正味投資利益の増加および事故年度の保険引受利益率の継続的な改善により一部相殺された。これらの税引前項目は、継続事業からの利益が減少したことによる法人税等の減少、およびコアブリッジの AIG 保有比率が低下したことにより NCI に帰属する利益が増加したものの、コアブリッジの純利益が前年同期に比べ減少したことによる非支配持分（NCI）に帰属する利益の減少により、一部相殺されました。

2023 年第 2 四半期の AATI は、前年同期の 11 億ドル（希薄化後普通株式 1 株当たり 1.39 ドル）に対し、13 億ドル（希薄化後普通株式 1 株当たり 1.75 ドル）となりました。AATI の増加は、生命保険事業とリタイヤメント事業の業績が増加したことによるもので、異常災害損失の増加と正味有利 PYD の減少により一部相殺されました。

2023 年第 2 四半期の連結正味投資利益合計は 36 億ドルとなり、前年同期の 26 億ドルから 37％増加しました。これは、新規投資や変動利付証券の再投資率が上昇したことにより、満期固定証券やローン・ポートフォリオからの利益が増加したことによるものです。APTI ベース*の正味投資利益合計は、前年同期から 7.74 億ドル増加し、33 億ドルとなりました。

2023年6月30日現在の普通株式1株当たり帳簿価額は58.49ドルで、2023年3月31日から1%減少し、2022年12月31日から6%増加した。2023年3月31日からの減少は、金利上昇によるその他の包括損失累計額（AOCI）の増加によるものであり、2022年12月31日からの増加は、前述のコアブリッジの売出しおよび自社株買戻しによるAOCIの減少によるものである。普通株式1株当たり調整後簿価*は75.76ドルで、2023年3月31日および2022年12月31日と比べてほぼ横ばいであった。普通株式1株当たり調整後有形簿価*は69.99ドルで、2023年3月31日および2022年12月31日の双方から約1%増加した。

2023 年第 2 四半期、AIG は普通株式 5.54 億ドル（約 1,000 万株）を買い戻し、普通株式と優先株の配当金 2.68 億ドルを支払い、債務の満期 3.88 億ドルを返済しました。AIG はまた、コアブリッジの売出しから約 12 億ドル、コアブリッジの特別配当から 2.64 億ドル、コアブリッジの株式買戻しから 1.80 億ドルの手取金を得ており、2023 年 6 月 30 日時点の単体の流動性は 43 億ドルとなりました。2023年6月30日現在のAIGの総負債および優先株式の総資本に対する比率は32.3%で、2023年3月31日現在の32.8%から低下しました。AOCIを除くと、2023年6月30日現在の負債・優先株式合計の総資本に対する比率*は26.0%であった。

8月1日、AIG取締役会はAIG普通株式に対し、1株当たり0.36ドルの四半期現金配当を発表しました。配当金は2023年9月15日の営業終了時の登録株主に対し、2023年9月29日に支払われます。

AIG 取締役会はまた、AIG シリーズ A 5.85%非累積永久優先株式（優先株式は預託株式（NYSE: AIG PRA）により表章され、各預託株式は優先株式 1 株の 1,000 分の 1 の持分を表章する。預託株式の保有者は、預託株式1株当たり0.365625ドルを受け取ります。配当金は2023年8月31日の営業終了時の登録株主に対し、2023年9月15日に支払われる。

FINANCIAL SUMMARY


		Three Months EndedJune 30,

(単位：百万ドル、ただし1株当たりの金額を除く))		2022		2023
aig普通株主に帰属する純利益	$	2,746	$	1,485
aig普通株主に帰属する希薄化後1株当たりの純利益	$	3.43	$	2.03

Adjusted pre-tax income (loss)	$	1,543	$	1,890
General Insurance		1,257		1,319
Life and Retirement		747		991
Other Operations		(461)		(420)

Net investment income	$	2,604	$	3,571
純投資収益、aptiベース		2,504		3,278

aig普通株主に帰属する調整後の税引き利益	$	1,111	$	1,282
aig普通株主に帰属する希薄化後1株当たりの調整後税引利益	$	1.39	$	1.75

加重平均発行済普通株式-希薄化後（単位：百万米ドル)		800.7		730.5

株主資本利益率(roe)		21.7	%	14.0	%
調整後の普通資本利益率		7.7	%	9.4	%

普通株式1株当たりの帳簿価額	$	58.64	$	58.49
普通株式1株当たりの調整後簿価	$	73.78	$	75.76

普通株式の発行済株式数（単位：百万)		771.3		717.5

GENERAL INSURANCE


		第1四半期（6月30日）前半,

($ in millions)		2022			2023		Change
Gross premiums written	$	9,581		$	10,399		9	%

Net premiums written	$	6,866		$	7,537		10	%
北米		3,401			3,973		17
North America Commercial Lines		2,918			3,410		17
North America Personal Insurance		483			563		17
International		3,465			3,564		3
International Commercial Lines		2,037			2,223		9
International Personal Insurance		1,428			1,341		(6)

Underwriting income (loss)	$	799		$	594		(26)	%
北米		406			352		(13)
North America Commercial Lines		416			403		(3)
North America Personal Insurance		(10)			(51)		(410)
International		393			242		(38)
International Commercial Lines		349			216		(38)
International Personal Insurance		44			26		(41)

純投資収益、aptiベース	$	458		$	725		58	%
Adjusted pre-tax income	$	1,257		$	1,319		5	%
調整後セグメント共通資本利益率		12.0	%		12.2	%	0.2	pts

Underwriting ratios:
北米コンバインド・レシオ (CR)		86.3			89.0		2.7	pts
北米コマーシャルラインcr		83.6			85.6		2.0
北米個人保険cr		102.3			112.9		10.6
International CR		88.5			92.6		4.1
International Commercial Lines CR		82.4			89.0		6.6
International Personal Insurance CR		96.9			98.0		1.1
General Insurance (GI) CR		87.4			90.9		3.5

GI Loss ratio		56.2			59.3		3.1	pts
控除：損害率への影響
キャタストロフ損害および復原保険料		(1.8)			(3.9)		(2.1)
過年度開発、再保険および過年度保険料控除後		2.9			1.0		(1.9)
gi 事故年度の損害率（調整後		57.3			56.4		(0.9)
GI Expense ratio		31.2			31.6		0.4
gi 事故年度コンバインドレシオ（調整後		88.5			88.0		(0.5)

事故年度コンバインドレシオ（調整後）（aycr:
North America AYCR		89.9			87.8		(2.1)	pts
北米コマーシャルライン aycr		88.2			85.1		(3.1)
北米個人保険 aycr		99.7			107.1		7.4
International AYCR		87.2			88.0		0.8
International Commercial Lines AYCR		81.4			83.1		1.7
International Personal Insurance AYCR		95.2			95.3		0.1

General Insurance

-2023 年第 2 四半期の NPW は 75 億ドルとなり、前年同期から 10％、恒常為替レートベースで 11％増加しました。北米のコマーシャルラインは、特にリテールプロパティ、レキシントン、バリダス再保険において、プラスの料率改定、高い契約更改率、好調な新契約の獲得が寄与し、NPW は前年同期から 17％増加（恒常為替レートベースでは 18％増加）しました。国際コマーシャル・ラインは、前年同期から NPW が 9％増加（恒常ドルベースで 6％増加、国際ラグ消去調整後）しましたが、これは主にプロパティとグローバル・スペシャルティにおける料率改定と好調な新契約獲得が続いたことによるものです。グローバル個人保険事業の NPW は、前年同期から 0.4％減少しましたが、恒常為替レートベースで、また国際的なラグの影響を除いた調整後では 5％増加しました。これは主に、再保険プログラムの変更によりプライベート・クライアント・グループが増加したことによるものですが、トラベル＆ワランティ事業の減少により一部相殺されました。

-このうち 1.59 億ドルは主に米国の対流性暴風雨によるもので、前年同期が 1.21 億ドル、損害率で 1.8 ポイントであったのに対して、北米では 1.59 億ドル、米国外では主にマワル台風によるもので、9,100 万ドルでした。2023 年第 2 四半期には、前年同期の 2.02 億ドルの有利な PYD に対し、1.15 億ドルの低い有利な PYD も含まれています。

-コンバインド・レシオは、損害率が 3.1 ポイント上昇したことにより、前年同期から 3.5 ポイント上昇して 90.9％となりました。AYCRは、前年同期から0.5ポイント改善し88.0％となりました。これは、事故年度修正損害率*（AYLR）が前年同期から0.9ポイント低下し56.4％となったことによります。AYCRの改善はまた、事業構成によるメリット、継続的な料率のプラス改定、重点的なリスク選択、および契約条件の改善も反映している。事業費率は 31.6％で、前年同期から 0.4 ポイント上昇しました。これは、一般事業費率が上昇した一方、獲得事業費率が横ばいであったことによるものです。

-北米コマーシャルラインのコンバインド・レシオは 85.6％、国際コマーシャルラインのコンバインド・レシオは 89.0％となり、それぞれ前年同期から 2.0 ポイント、6.6 ポイント上昇しました。北米コマーシャル・ラインの AYCR は 85.1％と前年同期から 3.1 ポイント改善し、AYLR は 2.8 ポイント改善しました。国際事業部門の AYCR は、事業構成の変化により一般事業費率が上昇したため、前年同期から 1.7 ポイント上昇して 83.1％となりました。

-北米個人保険コンバインド・レシオは、異常災害損失の増加、事業構成の変化、再保険の譲渡、および収入保険料の減少に起因する一般事業費率の上昇により、前年同期から 10.6 ポイント上昇して 112.9％、AYCR は 7.4 ポイント上昇して 107.1％となりました。国際個人保険コンバインド・レシオは、前年同期から 1.1 ポイント上昇し 98.0％となり、AYCR は 0.1 ポイント上昇し 95.3％となりました。これは、異常災害損失の増加および事業費率の上昇によるものですが、事業構成の変化による AYLR の改善、およびアーンド・イン・レシオが損害費用を上回ったことにより、一部相殺されました。

-第 2 四半期の修正セグメント自己資本利益率*は年率換算で 12.2％、前年同期は 12.0％でした。

LIFE AND RETIREMENT


		四半期
		June 30,
(単位：百万ドル、特記事項を除く)		2022			2023		Change
Adjusted pre-tax income	$	747		$	991		33	%
Individual Retirement		370			585		58
Group Retirement		180			201		12
Life Insurance		120			78		(35)
Institutional Markets		77			127		65

Premiums and fees	$	1,846		$	3,238		75	%
Individual Retirement		246			238		(3)
Group Retirement		109			106		(3)
Life Insurance		946			934		(1)
Institutional Markets		545			1,960		260



Premiums and deposits	$	7,099		$	10,054		42	%
Individual Retirement		3,620			4,045		12
Group Retirement		1,772			1,923		9
Life Insurance		1,157			1,176		2
Institutional Markets		550			2,910		429

Net flows	$	80		$	(2105)		NM	%
Individual Retirement		628			(359)		NM
Group Retirement		(548)			(1,746)		(219)

純投資収益、aptiベース	$	1,989		$	2,478		25	%
調整後セグメント共通資本利益率		9.7	%		12.2	%	2.5	pts

Life and Retirement

-生命保険およびリタイヤメント事業の 2023 年第 2 四半期の APTI は、前年同期の 7.47 億ドルから 33%増の 9.91 億ドルとなりました。これは主に、基本ポートフォリオ収入の増加によるもので、オルタナティブ投資リターンおよび手数料収入の減少により一部相殺されました。個人および団体向けリタイヤメントの基本純投資スプレッドは、再投資率の上昇に牽引され、前年同期から 64 ベーシスポイント改善し、引き続き拡大しました。

-収入保険料は前年同期の 11 億ドルから 128％増の 25 億ドル、収入保険料および預かり資産は前年同期の 71 億ドルから 42％増の 101 億ドルとなりました。第 2 四半期は、定額インデックス年金の販売が記録的となったほか、年金リスク移転業務が 19 億ドル、投資保証契約が 9 億ドルと、取引業務が増加しました。

-事業のバランスシートと資本基盤は引き続き強固です。第 2 四半期中、コアブリッジは約 5.5 億ドルの普通株式配当と 2 億ドルの自社株買い戻しにより、約 7.5 億ドルを株主（AIG を含む）に還元しました。

-生命保険およびリタイヤメント事業の第 2 四半期の修正セグメント自己資本利益率*は、前年同期の 9.7％に対し、年率換算で 12.2％となりました。

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