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2025年7月31日 22時06分
ダウ先物は反発 決算を発表したマイクロソフトとメタに買い＝米国株
米株価指数先物（9月限）（NY時間08:54）（日本時間21:54）
ダウ先物 44723（+90.00 +0.20％）
S＆P500 6455.00（+58.75 +0.92％）
ナスダック100先物 23800.00（+319.50 +1.36％）
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物が反発しているほか、Ｓ＆Ｐ５００、ナスダック１００とも上昇。特にナスダック１００は大幅高となっている。
前日はパウエル議長がＦＯＭＣ後の会見で早期利下げへの慎重姿勢を強調。想定よりもタカ派な会見との受け止めから、市場のリスク許容度も低下し、米株式市場も売りが強まっていた。
しかし、その後に発表になったマイクロソフト<MSFT>やメタ<META>といったマグニフィセント７の決算にポジティブな反応が見られている。市場ではＡＩブームへの期待が根強い一方、それに伴う巨額な投資への疑念が大手ＩＴ銘柄には出ている。しかし、前日引け後に発表のマイクロソフトとメタの決算はその懸念を払しょくする内容と受け止められている模様。マイクロソフトはエヌビディア<NVDA>に続き、時価総額４兆ドルに到達する２社目となりそうだ。
先ほど、ＦＲＢが重要視するインフレ指標である６月のＰＣＥ価格指数が発表になった。コア指数は前年比２．８％と、前日にパウエル議長が予想していた２．７％よりも若干高い数字となった。パウエル議長の慎重姿勢を裏付ける内容ではあるが、米株式市場の反応はいまのところ限定的となっている。
市場の注目は明日の７月の米雇用統計へと移っており、今週の経済指標と決算ラッシュの締めくくりとなる。先ほど発表になった米新規失業保険申請件数は、引き続き強い労働市場を示唆していたが、どうなるか注目される。
なお、本日は引け後にアップル<AAPL>とアマゾン<AMZN>が決算を発表予定。
マイクロソフト<MSFT>が決算を受け時間外で上昇。クラウド事業が好調で、アジュール部門の売上高も３９％増と予想の３４％を上回った。アジュールの成長が巨額投資の正当性を裏付けるとして市場は好感している。
メタ<META>が決算を受け時間外で大幅高。予想を上回る第３四半期の売上高見通しを示し、広告事業の成長がＡＩ分野への積極投資を支えていることが示唆された。
携帯用半導体のクアルコム<QCOM>が決算を受け時間外で下落。スマホ向け売上高が予想を下回り、関税による業界への打撃への懸念を高める内容との受け止めのようだ。
半導体設計の英アーム<ARM>が決算を受け時間外で下落。新製品への投資拡大が利益を圧迫していることが示されており、ＡＩ向けの投資拡大が重石となっている模様。
オンライン中古車販売のカーバナ<CVNA>が決算を受け時間外で大幅高。前日引け後に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高、ＥＢＩＴＤＡとも予想を上回った。小売販売台数も予想を上回っている。１台当たりの営業費用も減少。
クアルコム<QCOM> 152.70（-6.36 -4.00%）
アーム<ARM> 149.20（-14.13 -8.65%）
イーベイ<EBAY> 87.28（+9.72 +12.53%）
カーバナ<CVNA> 393.90（+60.31 +18.08%）
アップル<AAPL> 209.67(+0.62 +0.30％)
マイクロソフト<MSFT> 557.40(+44.16 +8.60％)
アマゾン<AMZN> 237.41(+7.22 +3.14％)
アルファベットC<GOOG> 197.20(-0.24 -0.12％)
アルファベットA<GOOGL> 196.27(-0.26 -0.13％)
テスラ<TSLA> 320.55(+1.51 +0.47％)
メタ<META> 772.40(+77.19 +11.10％)
エヌビディア<NVDA> 183.20(+3.93 +2.19％)
ＡＭＤ<AMD> 183.10(+3.59 +2.00％)
イーライリリー<LLY> 748.50(-11.58 -1.52％)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 44723（+90.00 +0.20％）
S＆P500 6455.00（+58.75 +0.92％）
ナスダック100先物 23800.00（+319.50 +1.36％）
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物が反発しているほか、Ｓ＆Ｐ５００、ナスダック１００とも上昇。特にナスダック１００は大幅高となっている。
前日はパウエル議長がＦＯＭＣ後の会見で早期利下げへの慎重姿勢を強調。想定よりもタカ派な会見との受け止めから、市場のリスク許容度も低下し、米株式市場も売りが強まっていた。
しかし、その後に発表になったマイクロソフト<MSFT>やメタ<META>といったマグニフィセント７の決算にポジティブな反応が見られている。市場ではＡＩブームへの期待が根強い一方、それに伴う巨額な投資への疑念が大手ＩＴ銘柄には出ている。しかし、前日引け後に発表のマイクロソフトとメタの決算はその懸念を払しょくする内容と受け止められている模様。マイクロソフトはエヌビディア<NVDA>に続き、時価総額４兆ドルに到達する２社目となりそうだ。
先ほど、ＦＲＢが重要視するインフレ指標である６月のＰＣＥ価格指数が発表になった。コア指数は前年比２．８％と、前日にパウエル議長が予想していた２．７％よりも若干高い数字となった。パウエル議長の慎重姿勢を裏付ける内容ではあるが、米株式市場の反応はいまのところ限定的となっている。
市場の注目は明日の７月の米雇用統計へと移っており、今週の経済指標と決算ラッシュの締めくくりとなる。先ほど発表になった米新規失業保険申請件数は、引き続き強い労働市場を示唆していたが、どうなるか注目される。
なお、本日は引け後にアップル<AAPL>とアマゾン<AMZN>が決算を発表予定。
マイクロソフト<MSFT>が決算を受け時間外で上昇。クラウド事業が好調で、アジュール部門の売上高も３９％増と予想の３４％を上回った。アジュールの成長が巨額投資の正当性を裏付けるとして市場は好感している。
メタ<META>が決算を受け時間外で大幅高。予想を上回る第３四半期の売上高見通しを示し、広告事業の成長がＡＩ分野への積極投資を支えていることが示唆された。
携帯用半導体のクアルコム<QCOM>が決算を受け時間外で下落。スマホ向け売上高が予想を下回り、関税による業界への打撃への懸念を高める内容との受け止めのようだ。
半導体設計の英アーム<ARM>が決算を受け時間外で下落。新製品への投資拡大が利益を圧迫していることが示されており、ＡＩ向けの投資拡大が重石となっている模様。
オンライン中古車販売のカーバナ<CVNA>が決算を受け時間外で大幅高。前日引け後に４－６月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高、ＥＢＩＴＤＡとも予想を上回った。小売販売台数も予想を上回っている。１台当たりの営業費用も減少。
クアルコム<QCOM> 152.70（-6.36 -4.00%）
アーム<ARM> 149.20（-14.13 -8.65%）
イーベイ<EBAY> 87.28（+9.72 +12.53%）
カーバナ<CVNA> 393.90（+60.31 +18.08%）
アップル<AAPL> 209.67(+0.62 +0.30％)
マイクロソフト<MSFT> 557.40(+44.16 +8.60％)
アマゾン<AMZN> 237.41(+7.22 +3.14％)
アルファベットC<GOOG> 197.20(-0.24 -0.12％)
アルファベットA<GOOGL> 196.27(-0.26 -0.13％)
テスラ<TSLA> 320.55(+1.51 +0.47％)
メタ<META> 772.40(+77.19 +11.10％)
エヌビディア<NVDA> 183.20(+3.93 +2.19％)
ＡＭＤ<AMD> 183.10(+3.59 +2.00％)
イーライリリー<LLY> 748.50(-11.58 -1.52％)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース