（NY時間10:34）（日本時間23:34）
コアウィーブ<CRWV>　146.99（-2.72　-1.81%）

　ＡＩ向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブ<CRWV>は、グーグルとの新たなクラウド契約において、同社がオープンＡＩ向けにコンピューティング容量を提供する予定だと伝わった。ロイター通信が関係者の話として伝えた。

　同社はまず、グーグルのクラウド部門に計算能力を提供。その後にグーグルがそのリソースをオープンＡＩに販売し、チャットＧＰＴのようなサービスへの需要増に対応する。また、グーグル自身も一部の計算リソースをオープンＡＩに提供する予定。

　このニュースを受けて同社株は上昇して始まったものの、直ぐに戻り売りに押され、下げに転じている。同社株は３月下旬の上昇からすでにＩＰＯ価格４０ドルに対して４倍超急騰しており、利益確定売りが出ているようだ。

【企業概要】
　独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース