NYダウ (28日13:32)
39,760.98
+0.90
0.00%
S&P500 (28日13:32)
5,250.02
+1.53
0.02%
ナスダック (28日13:27)
16,374.91
-24.60
-0.15%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  ロッキード・マーチン【LMT】
  •  >  ニュース
  •  >  ダウ平均は横ばい 方向感のない展開が続く 決算受けゴールドマンが軟調=米国株概況
  • ロッキード・マーチン【LMT】最新ニュース

    NYSE
    株価 15分ディレイ
    LMT
    ロッキード・マーチン
    $454.31
    前日比
    -2.47 (-0.54%)
    NY時間
    28日 13:26
    日本時間
    29日 02:26
     
    PER
    16.5
    PBR
    16.1
    利回り
    2.67%
    比較される銘柄
    BA NOC RTX GD LHX
    時価総額 1,097億8,217万ドル

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2023年4月19日 5時34分

    ダウ平均は横ばい 方向感のない展開が続く 決算受けゴールドマンが軟調=米国株概況

    NY株式18日(NY時間16:22)
    ダウ平均   33976.63(-10.55 -0.03%)
    S&P500    4154.87(+3.55 +0.09%)
    ナスダック   12153.41(-4.31 -0.04%)
    CME日経平均先物 28685(大証終比:+35 +0.12%)

     きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。序盤は売りが先行し、ダウ平均も一時195ドル安まで下落したものの、その後は下げ渋った。取引開始前に幾つか決算が発表になったが、ゴールドマン<GS>は冴えない内容だった一方、バンカメ<BAC>やジョンソン&ジョンソン<JNJ>は好調な内容だった。しかし、株価の反応は冴えず、ゴールドマンとジョンソン&ジョンソンはダウ採用銘柄ということもあって、ダウ平均を押し下げた格好。バンカメは終盤に上昇。

     ゴールドマンは、債券・為替・商品(FICC)部門が減収となり、予想も下回ったことが嫌気。これまで決算を発表した大手銀の中で唯一減収となったが、通貨と商品が不調だった。全体の経常収益も予想を下回っていた。

     ジョンソン&ジョンソンはワクチンの今後の見通しは不透明としたほか、今回の決算で業績を押し上げたコンシューマーヘルス部門も今後分割される。主力の医薬品部門も特許切れの製品の売上高によって数字が押し上げられていたが、競合他社がM&Aを活発化させる中、新たな成長手段を見出すことで経営陣にプレッシャーがかかっている。また、決算説明会で市場が注視してきた肺がん治療薬の研究の最新情報を明らかにできなかった点もネガティブな点として捉えられているようだ。

     しかし、売りが一巡すると買戻しも入り、ダウ平均も前日付近まで戻す展開。前日同様に全体的に方向感のない展開が続き、市場も次の手掛かりを探している。市場はインフレと金利上昇が続く中、企業がどのように持ちこたえるかを見極めようとしているようだ。いまのところ、決算に対してはネガティブな反応は見られていない。しかし、市場は楽観的にもなっておらず、なお今後の行方を見守りたい雰囲気のようだ。

     市場からは、「経済見通しについて、多くの悲観的な見方があった。既に米経済は不況に陥っているのかもしれないが、この景気後退は流動的で様々な産業で転々としており、全体の景気後退までには至っていない」といったコメントも出ていた。

     FRB関連では、ブラード・セントルイス連銀総裁とボスティック・アトランタ連銀総裁の発言が伝わっていたが、利上げの必要性に言及したほか、ボスティック総裁はあと1回の利上げの後は据え置きを支持すると述べていた。一方、タカ派のブラード総裁は利上げ継続に前向きな姿勢を堅持したほか、ウォール街では今後6カ月程度で経済がリセッション(景気後退)に陥るとの見方が非常に強いが、そうした見方はこのような景気拡大を読む上であまり適切ではないとの認識も示していた。労働市場が支援するという。なお、FOMCメンバーの発言は今週一杯で、次回のFOMC通過まで発言を控えるブラックアウト期間に入る。

     バイオ医薬品のガミダ・セル<GMDA>が前日に引き続き急伸。FDAが、幹細胞移植後の感染症リスクを軽減するための細胞療法である「Omisirge」を、血液がん患者向けに承認したことを受けて、前日に買いが強まった。きょうもその流れが続いた。

     ロッキード・マーチン<LMT>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。通期ガイダンスも公表し、これまでのガイダンスを維持し、1株利益の見通しも予想を上回った。

     世界最大の資産運用会社ブラックストーン<BX>が上昇。アナリストがS&P指数の銘柄採用におけるルール変更により、同社が新たにS&P500株価指数の採用銘柄に入る可能性があると指摘したことが材料視されている。

     法務及びコンプライアンス関連のプラットフォームを手掛けるリーガルズーム<LZ>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を14ドルに設定した。

    ゴールドマン<GS> 333.91(-5.77 -1.70%)
    バンカメ<BAC> 30.56(+0.19 +0.63%)
    ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 161.01(-4.66 -2.81%)
    ガミダ・セル<GMDA> 1.69(+0.57 +50.89%)
    ロッキード・マーチン<LMT> 501.41(+11.77 +2.40%)
    ブラックストーン<BX> 91.50(+4.27 +4.90%)
    リーガルズーム<LZ> 10.11(+0.87 +9.36%)

    アップル<AAPL> 166.47(+1.24 +0.75%)
    マイクロソフト<MSFT> 288.37(-0.43 -0.15%)
    アマゾン<AMZN> 102.30(-0.44 -0.43%)
    アルファベットC<GOOG> 105.12(-1.30 -1.22%)
    テスラ<TSLA> 184.31(-2.73 -1.46%)
    メタ・プラットフォームズ<META> 217.89(-0.97 -0.44%)
    AMD<AMD> 89.78(-0.09 -0.10%)
    エヌビディア<NVDA> 276.67(+6.65 +2.46%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美