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    2025年8月27日 23時00分

    コールズ、決算受け大幅高 コスト管理が奏功 悲観的に見ていた分、安心感につながる=米国株個別

    (NY時間10:00)(日本時間23:00)
    コールズ<KSS> 15.99(+2.95 +22.59%)

     百貨店のコールズ<KSS>が大幅高。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想ほどの減収とならなかったほか、1株利益が予想を大きく上回った。ガイダンスも公表し、予想を上回る通期1株利益の見通しを示したほか、既存店売上高および売上高を若干だが上方修正している。

     同社は声明で「第2四半期は売上高の改善に加え、事業運営を規律をもって管理した。粗利益率の拡大、在庫削減、経費削減を実現し、堅調な利益を確保した。第2四半期の業績は、2025年に向けた取り組みの進展を示すもので、売上高は想定を上回る結果となった」と述べている。

     市場では、事業好転に向けた取り組みが軌道に乗り始めている兆候と受け止められているようだ。高級宝飾品や小柄サイズ、婦人服のてこ入れや、化粧品小売りチェーンのセフォラなどとのタイアップといった、同社の取り組みが客足回復に奏功した模様。また、価格を抑えた自社ブランド商品の在庫状況にも改善が見られるとの分析もアナリストから出ている。

     同社は一部の仕入れ先に支払いの猶予を求めていると報じられていた。事業好転計画を進めるにあたり、支払い戦略を見直していることが、猶予を求めた理由だという。

     投資家も今回の決算を悲観的に見ていた分、安心感につながった模様。

    (5-7月・第2四半期)
    ・既存店売上高:4.2%減(予想:5.0%減)
    ・1株利益:1.35ドル(予想:0.31ドル)
    ・売上高:33.5億ドル 5%減(予想:33.1億ドル)
    ・粗利益率:39.9%(予想:39.9%)
    ・商品在庫:29.9億ドル(予想:30.4億ドル)
    ・営業利益:2.79億ドル(予想:1.21億ドル)

    (26年度通期予想)
    ・既存店売上高:4~5%減(従来:4~6%減)(予想:4.6%減)
    ・1株利益(調整後):0.50~0.80ドル(予想:0.49ドル)
    ・売上高:5~6%減(従来:5~7%減)
    ・営業利益率:2.5~2.7%(従来:2.2~2.6%)(予想:2.5%)

    【企業概要】
     婦人・紳士・子供用衣料品、靴、アクセサリー、化粧品、寝具、玩具など一般家庭向け商品を扱う百貨店チェーンを運営する会社。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース