2026年4月15日 0時50分
ルーシッドが下落 ウーバーやサウジPIFからの出資発表も課題多い=米国株個別
(NY時間11:50)(日本時間00:50)
ルーシッド<LCID> 8.84(-0.41 -4.38%)
電気自動車(EV)のルーシッド<LCID>が下落。ウーバー<UBER>やサウジのPIFからの7億5000万ドルの資金調達が発表された。ウーバーは2億ドルを出資し、同社の車両購入のコミットメントを少なくとも3万5000台に拡大。累計の投資額は5億ドルに達している。また、サウジの政府系ファンドPIFの関連会社アヤール・サード・インベストメントが、5億5000万ドルの転換優先株を引き受ける。さらに、同社は次期CEOにナポリ氏を指名した。
このニュースを受けて株価は上昇して始まったものの、すぐに戻り売りに押され下げに転じている。アナリストからは、7億5000万ドルの資金調達は短期的には支援材料だが、依然としてコスト削減が鍵との見方が示されている。
今回の資金調達は、長期的な収益性やロボタクシー戦略に不可欠な中型EVの投入に向けた資金需要を補う効果がある。また、ウーバーによる発注拡大は、ロボタクシー向けの新たな収益源創出につながる可能性がある。
一方、ナポリ新CEOは、現金喪失縮小に向けたコスト削減とオペレーション効率化に注力するとみられるが、依然として収益性や資金消費の大きさが株価の重しとなっていると評した。
具体的には以下の点を挙げている。
・PIFによる資金支援は継続も、持続性に疑問。
・販売は低調で、黒字化・フリーキャッシュフロー(FCF)創出は依然遠い。
・サウジのAMP-2工場はイラン紛争の影響で遅延リスクがある。アリゾナ工場の生産にも影響の可能性。
・中型EVの量産開始は年後半と遅く、低価格志向にシフトする米市場とのミスマッチ懸念。
・生産台数が少ないため部品不足の影響を受けやすく、損失拡大リスク。
・ニューロやエヌビディア<NVDA>との提携は技術面・ブランド面の評価を高める一方、実際の販売や収益への波及は限定的に留まっている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ルーシッド<LCID> 8.84(-0.41 -4.38%)
電気自動車(EV)のルーシッド<LCID>が下落。ウーバー<UBER>やサウジのPIFからの7億5000万ドルの資金調達が発表された。ウーバーは2億ドルを出資し、同社の車両購入のコミットメントを少なくとも3万5000台に拡大。累計の投資額は5億ドルに達している。また、サウジの政府系ファンドPIFの関連会社アヤール・サード・インベストメントが、5億5000万ドルの転換優先株を引き受ける。さらに、同社は次期CEOにナポリ氏を指名した。
このニュースを受けて株価は上昇して始まったものの、すぐに戻り売りに押され下げに転じている。アナリストからは、7億5000万ドルの資金調達は短期的には支援材料だが、依然としてコスト削減が鍵との見方が示されている。
今回の資金調達は、長期的な収益性やロボタクシー戦略に不可欠な中型EVの投入に向けた資金需要を補う効果がある。また、ウーバーによる発注拡大は、ロボタクシー向けの新たな収益源創出につながる可能性がある。
一方、ナポリ新CEOは、現金喪失縮小に向けたコスト削減とオペレーション効率化に注力するとみられるが、依然として収益性や資金消費の大きさが株価の重しとなっていると評した。
具体的には以下の点を挙げている。
・PIFによる資金支援は継続も、持続性に疑問。
・販売は低調で、黒字化・フリーキャッシュフロー(FCF)創出は依然遠い。
・サウジのAMP-2工場はイラン紛争の影響で遅延リスクがある。アリゾナ工場の生産にも影響の可能性。
・中型EVの量産開始は年後半と遅く、低価格志向にシフトする米市場とのミスマッチ懸念。
・生産台数が少ないため部品不足の影響を受けやすく、損失拡大リスク。
・ニューロやエヌビディア<NVDA>との提携は技術面・ブランド面の評価を高める一方、実際の販売や収益への波及は限定的に留まっている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース