2025年11月19日 5時33分
フリーポートが上昇 インドネシアのグラスバーグ鉱山の操業を再開へ=米国株個別
(NY時間15:29)(日本時間05:29)
フリーポート<FCX> 40.46(+1.46 +3.73%)
産銅のフリーポート・マクモラン<FCX>が上昇。泥流事故で操業を停止していたインドネシアのグラスバーグ鉱山で大規模生産を再開する計画を発表した。グラスバーグ・ブロック・ケーブ地下鉱山は、第2四半期から段階的に操業を再開する予定だという。
アナリストは、今回更新されたグラスバーグのガイダンスは予想以上に良好だと評価。2027-2029年の銅と金の生産減少が従来見込みより小さく、総銅生産量は同期間で約5%の減少に留まると見ている。「今回の発表はより悲観的なシナリオのリスクを後退させるもので、株価は好感するはずだ」とも述べた。
同社の発表によると、現在、段階的な再開と増産に向けた修復作業が進められており、段階的再開の下では、2026年のグラスバーグ地区における銅と金の生産量は2025年の推定値と同程度(銅10億ポンド、金90万オンス)になる見通しだという。
さらに、インドネシア子会社の生産量は26年、27年を通じて増加し、27-29年の3年間は平均で銅16億ポンド、金130万オンスの年間生産が見込まれている。
【企業概要】
銅・金・モリブデン等の豊富な実証済みおよび推定埋蔵量を保有し、大規模で長期にわたる地理的に多様な資産を運営する。インドネシアのグラスベルグ鉱区や、米国アリゾナ州のモレンシー鉱区、ペルーのセル・ベルデ鉱山などの鉱床で採掘を行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
フリーポート<FCX> 40.46(+1.46 +3.73%)
産銅のフリーポート・マクモラン<FCX>が上昇。泥流事故で操業を停止していたインドネシアのグラスバーグ鉱山で大規模生産を再開する計画を発表した。グラスバーグ・ブロック・ケーブ地下鉱山は、第2四半期から段階的に操業を再開する予定だという。
アナリストは、今回更新されたグラスバーグのガイダンスは予想以上に良好だと評価。2027-2029年の銅と金の生産減少が従来見込みより小さく、総銅生産量は同期間で約5%の減少に留まると見ている。「今回の発表はより悲観的なシナリオのリスクを後退させるもので、株価は好感するはずだ」とも述べた。
同社の発表によると、現在、段階的な再開と増産に向けた修復作業が進められており、段階的再開の下では、2026年のグラスバーグ地区における銅と金の生産量は2025年の推定値と同程度(銅10億ポンド、金90万オンス)になる見通しだという。
さらに、インドネシア子会社の生産量は26年、27年を通じて増加し、27-29年の3年間は平均で銅16億ポンド、金130万オンスの年間生産が見込まれている。
【企業概要】
銅・金・モリブデン等の豊富な実証済みおよび推定埋蔵量を保有し、大規模で長期にわたる地理的に多様な資産を運営する。インドネシアのグラスベルグ鉱区や、米国アリゾナ州のモレンシー鉱区、ペルーのセル・ベルデ鉱山などの鉱床で採掘を行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース