探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  ウォルト・ディズニー【DIS】
  •  >  株価材料
  •  >  マテル、決算受け下落 トランプ関税で小売業者が注文遅延=米国株個別
  • ウォルト・ディズニー【DIS】最新ニュース

    NYSE
    株価 15分ディレイ
    DIS
    ウォルト・ディズニー
    $105.30
    前日比
    -0.17 (-0.16%)
    NY時間
    05日 16:00
    日本時間
    06日 06:00
    $105.34
    +0.04 (+0.04%)
    05日 19:59
    06日 09:59
    PER
    15.4
    PSR
    2.02
    利回り
    %
    時価総額 1,880億6,232万ドル
    PER・PSRについて
    かぶたん プレミアム

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    日本語に翻訳された適時開情報をご覧いただけます。(翻訳対象は拡大予定です)

    銘柄ニュース
    戻る
    2025年10月22日 22時51分

    マテル、決算受け下落 トランプ関税で小売業者が注文遅延=米国株個別

    (NY時間09:48)(日本時間22:48)
    マテル<MAT> 17.94(-0.88 -4.68%)

     バービー人形などの玩具を手掛けるマテル<MAT>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、ビリング(未収請求を考慮した売上高)とも予想を下回った。トランプ政権の関税措置をめぐる不確実性で小売各社が発注を見合わせたことが響いた。世界の玩具業界は製品の大半を中国から調達しているが、中国はトランプ関税の主要な標的となっている。

     ただ、通期のガイダンスでは、従来の見通しを維持している。クライツCEOは声明で「第4四半期に入り、米小売業者からの受注が大幅に加速しており、POSも成長している。ホリデーシーズンに向けて堅調な需要と売上高の力強い成長を見込んでいる」と述べた。2025年のガイダンスを維持し、株式買戻し目標6億ドルを再確認したとしている。

     関税を巡る不透明感についてクライツCEOは「要するに、すべてはその問題に尽きる。今年は例年にない状況だ。第2四半期の注文が第3四半期へ、第3四半期の注文が第4四半期へと先送りされており、第4四半期は非常に大きな規模になるだろう」と述べた。

     一方、同CEOは消費者需要自体は堅調に推移していると説明。カードゲーム「UNO(ウノ)」や同社を代表する人気玩具シリーズの「バービー・ドリームハウス」などが第4四半期の売り上げをけん引するとの見通しを示した。

    (7-9月・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):0.89ドル(予想:1.06ドル)
    ・売上高:17.4億ドル(予想:18.4億ドル)
    ・ビリング:19.7億ドル(予想:20.6億ドル)
      人形:6.74億ドル(予想:7.52億ドル)
      乳幼児・就学前児童:2.62億ドル(予想:3.12億ドル)
      車両:6.26億ドル(予想:6.11億ドル)
      アクションフィギュア、ビルディングセット、ゲーム、その他:4.04億ドル(予想:3.93億ドル)
      北米:10.6億ドル
      海外:9.07億ドル
    ・粗利益率(調整後):50.2%(予想:51.0%)
    ・EBITDA(調整後):4.66億ドル(予想:5.41億ドル)

    (通期見通し)
    ・売上高:1~3%増を維持
    ・1株利益(調整後):1.54~1.66ドルを維持(予想:1.61ドル)
    ・粗利益率(調整後):約50.0%を維持(予想:50.3%)
    ・営業利益(調整後):7.00~7.50億ドルを維持(予想:7.24億ドル)
    ・FCF:約5.00億ドルを維持(予想:4.10億ドル)

    【企業概要】
     玩具および家族向けエンターテインメントを提供する。バービーをはじめとするブランド人形、ジュラシックワールド等のアクションフィギュアやブロック、組立おもちゃ、ゲーム他を取り扱い、世界の乳幼児・子供向けに、遊びを通じて子供たちを成長させる革新的な製品と体験を提供する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース