（NY時間09:56）（日本時間22:56）
チューイー<CHWY>　36.22（-5.88　-13.97%）

　ｅコマースでのペット用品販売を手掛けるチューイー<CHWY>が大幅安。取引開始前に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。主力の定期自動購入顧客向けの売上高が好調だった。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正している。

　ただ、株価は冴えない反応。アナリストからは「引き続き堅調に業績を上げ、市場シェアも拡大しているが、上振れが劇的ではなかったという点で小幅な失望につながる可能性がある」との指摘も出ている。同社株は８月安値から２０％超上昇している。

（５－７月・第２四半期）
・１株利益（調整後）：0.33ドル（予想：0.32ドル）
・売上高：31.0億ドル　8.6％増（予想：30.8億ドル）
　　定期自動購入顧客：25.8億ドル（予想：25.4億ドル）
・粗利益率：30.4％（予想：30.0％）
・EBITDA（調整後）：1.83億ドル（予想：1.82億ドル）
・アクティブ顧客数：2091万人（予想：2083万人）
・１顧客当たり売上高：591ドル（予想：590ドル）

（８－１０月・第３四半期見通し）
・１株利益（調整後）：0.28～0.33ドル（予想：0.30ドル）
・売上高：30.7～31.0億ドル（予想：30.6億ドル）

（２６年度通期見通し）
・売上高：125～126億ドル（従来：123～124.5億ドル）（予想：125.1億ドル）

【企業概要】
　米国内のペット飼い主向けに、ホームページやモバイルアプリを通じてペット用品を販売する。米国全土にあるフルフィルメントセンターのネットワークを通じて顧客の注文を処理する他、特定のベンダーパートナーとの共同調達や外部委託の手配も行う。年中無休のカスタマーサービスセンターを運営する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース