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    2022年11月24日 15時16分

    話題株ピックアップ【夕刊】(2):レーザーテク、サン電子、ネクソン

    ■レーザーテック <6920>  26,565円  +1,195 円 (+4.7%)  本日終値
     レーザーテック<6920>が大きく買い優勢となったほか、東京エレクトロン<8035>も活況高で大幅高を演じた。米国では長期金利低下を背景にハイテク系グロース株に買いが集まっており、エヌビディア<NVDA>やアドバンストマイクロデバイシズ<AMD>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>といった半導体主力株にも物色の矛先が向かった。東京市場では、半導体関連人気の象徴株としてレーザーテックの大商いが続いている。

    ■サン電子 <6736>  2,213円  +90 円 (+4.2%)  本日終値
     サン電子<6736>が大幅反発。この日、メーカーの異なる複数の「Bluetooth Low Energy」センサーを長距離通信化し、簡単にクラウド管理できるIoTサービス「BlueXtender」をリリースすると発表しており、好材料視された。新サービスは、メーカーに依存することなく多種多様なBluetooth Low Energyセンサーを組み合わせることができるため、スピーディーな課題解決に貢献するほか、Bluetoothの弱点とされる通信距離の短さを、サブギガ通信を用いて長距離化し、更にLTE通信をすることで現場の情報を簡単にクラウド管理することができるのが特徴。なお、リリースは12月6日を予定している。

    ■ネクソン <3659>  2,869円  +114 円 (+4.1%)  本日終値
     ネクソン<3659>は3日ぶりに反発。この日、事前登録を受付中のモバイルMMOSLG(大規模多人数同時参加シミュレーションゲーム)「シヴィライゼーション:覇者の君臨」の日本国内での正式サービス開始日を11月29日に決定したと発表したことが好感された。同ゲームは、世界中で長らく愛されているシミュレーションゲーム「シヴィライゼーション」のIPを活用し、同シリーズ初のモバイルMMOSLGとして制作された新作タイトル。「シヴィライゼーション」シリーズの中でも人気作である「シヴィライゼーション5」をベースに、3つの勝利条件(制覇、科学、文化)や偉人などのコア要素をそのまま継承するとともに、更に本作だけの新要素として、同盟同士の競争と大型PvP対戦、シーズン制コンテンツを搭載したのが特徴としている。

    ■商船三井 <9104>  3,250円  +125 円 (+4.0%)  本日終値
     商船三井<9104>が3日続伸。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「1000億円規模を投じてクルーズ船2隻を発注する方針を固めた」と報じられており、好材料視された。記事によると、中長期的に新型コロナウイルス禍が収束し観光需要が回復すると判断し、市況に左右されやすいコンテナ船に依存した収益モデルを修正するのが狙いとしており、同様に経営多角化への期待から日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>など他の大手海運株にも物色が波及している。

    ■ニトリホールディングス <9843>  16,055円  +580 円 (+3.8%)  本日終値
     ニトリホールディングス<9843>が3日ぶりに反発。22日の取引終了後に発表した11月度(10月21日~11月20日)の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比2.7%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。テレビCM効果や各種キャンペーンの実施により、コタツやキッチン用品、クリスマス商品などの売り上げが好調に推移した。なお、全店売上高は同5.6%増だった。

    ■東北電力 <9506>  665円  +19 円 (+2.9%)  本日終値
     東北電力<9506>は3日続伸。この日午前11時30分ごろ、経済産業大臣に小売規制料金の値上げを申請したと発表した。来年4月1日から平均32.94%の値上げを行う。同社は、昨年2月と今年3月に発生した福島県沖地震による火力発電所の設備被害や、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う燃料価格の高騰などを受け、今23年3月期に2期連続で最終赤字になる見通しとなっている。電気料金の値上げを巡っては、東北電など電力数社が近く申請を行う方針にあることが事前の報道で伝わっていた。株式市場では祝日前の前営業日22日に、同報道を受けて電力株が一斉高に買われていた経緯がある。

    ■テクマトリックス <3762>  1,700円  +47 円 (+2.8%)  本日終値
     テクマトリックス<3762>が反発。この日、ベルシステム24ホールディングス<6183>傘下のベルシステム24や最先端のAIプラットフォームの研究・開発事業を展開する台湾のインツミット社の3社共同で、顧客インサイト情報分析・活用サービス「CRM Next」を開発し、台湾市場向けに提供を開始すると発表しており、好材料視された。同サービスは、コンタクトセンターにおける顧客インサイト情報の蓄積・分析から、データ活用による1to1での顧客応対までに対応したサービスで、導入企業は一人ひとりの顧客に最適な情報を効率的かつ効果的に提供することが可能となり、顧客満足度向上やLTV最大化実現につながるとしている。

    ■オイシックス・ラ・大地 <3182>  1,932円  +50 円 (+2.7%)  本日終値
     オイシックス・ラ・大地<3182>が4日ぶりに反発した。同社の持ち分法適用会社となったシダックス<4837>が22日取引終了後、フード関連事業の協業などに関して、客観的な立場から公正に検討することを目的に、特別委員会を設置することを決めたと発表した。同社の企業価値向上の観点から検討を進めるなどとしており、発表をポジティブに受け止めた投資家の買いがオイシックスに入ったようだ。シダックスはフード関連事業の協業先について、協業しないことも含めて全くの白紙の状態であるとしたうえで、オイシックスのほか、同社以外の候補企業との協業の可能性も広く検討するとしている。特別委員会の分科会として設置する同社との業務提携検討委員会の場で、資本異動を伴わない協業についても積極的に検討するという。

    ■森トラストR <8961>  147,400円  +3,400 円 (+2.4%)  本日終値
     森トラスト総合リート投資法人<8961>が上昇。22日の取引終了後、森トラスト・ホテルリート投資法人<3478>を吸収合併すると発表しており、これが好感された。合併により、オフィスやホテルを中核資産とする総合型REITとなることを目指す。効力発生日は来年3月1日。これに伴い、森トラホテル1口に対し、森トラストR1.84口(同2月末に実施する1対2の投資口分割考慮後)を割り当て交付する。

    ■菱洋エレクトロ <8068>  2,412円  +33 円 (+1.4%)  本日終値
     菱洋エレクトロ<8068>は3日続伸。午前10時30分、アイルランドのアンテナメーカーであるTaoglas(タオグラス)と代理店契約を締結し、同社製品の販売を開始すると発表。無線装置に欠かせないアンテナ製品の拡充により、顧客への提案力を強化する。これに先立ち、菱洋エレクは午前9時、複数の家電製品を操作できる音声認識マルチリモコンを開発したと発表。照明メーカーのホタルクス(東京都港区)との協業により「しゃべリモ」として製品化し、25日に先行予約販売を始めるとしている。

    株探ニュース