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    2026年6月9日 6時29分

    オープンAI、IPOに向けSECに非公開で上場申請書類を提出

     オープンAIはIPOに向けて、米証券取引委員会(SEC)に非公開で上場申請書類を提出したと発表。同社は、巨額のAI投資資金を調達するために株式市場への上場を検討している。

     ゴールドマン<GS>とモルガン・スタンレー<MS>が主幹事候補として挙がっており、早ければ今秋にも上場する可能性があるという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。

     ただし、同社は「上場時期についてはまだ決定していない。非公開企業である方が進めやすい取り組みもあり、しばらく時間がかかる可能性もある」と説明した。「選択肢は多岐に渡り、上場が最善と判断した場合には、より早く実施できるよう準備を進めている」としている。

     オープンAIは10年以上前に設立され、2022年末のチャットGPT公開によって生成AIブームを引き起こした。同社は現在でもAIの代名詞的存在だが、アンソロピック、グーグルなどとの競争激化に直面している。

     また報道によると、一部の社内売上目標やユーザー数目標が未達で、複数の主要幹部の退任または職務縮小が報じられている。また、複雑化した製品群の整理を進行中といった課題も抱えている。

     オープンAIはすでに資金調達ラウンドで1220億ドルを調達。企業価値は8520億ドルと評価されている。AI企業各社は、半導体購入、データセンター建設、次世代AIモデル開発のために数百億ドル規模の資金調達競争を繰り広げている。

     2月の投資家向け説明では、2030年までにAIインフラへ約6000億ドルを投資する計画を示し、今回のIPO準備もその巨額投資を支える資金調達戦略の一環と見られている。

    株探ニュース