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    2024年12月10日 23時55分

    米中小企業の景況感が改善 トランプ氏への期待

    *中小企業楽観度指数(11月)20:00
    結果 101.7
    予想 95.3 前回 93.7

     全米自営業連盟(NFIB)が朝方、11月の米中小企業楽観度指数を発表し、前回から8ポイント上昇して101.7となった。2021年6月以来の高水準。トランプ氏の大統領選勝利を受けて、経済政策に対する期待が高まった。トランプ氏の減税や規制緩和が中小企業に恩恵をもたらすと見られており、中小企業も期待しているようだ。8ポイントという上昇幅は過去最大となる。一方、不透明感指数は12ポイント低下した。

     NFIBは発表文で「選挙結果は経済政策の大転換のシグナルとなり、中小企業経営者の楽観が急激に高まっている。経営者は特に、力強い経済成長とインフレ圧力緩和を促す税制・規制政策に期待している」と記した。

     構成する10項目のうち9項目が改善。特に景況感の見通しを示す指数は41ポイントと大きく上げて約4年ぶりの高水準となった。41ポイントという上昇幅もデータ開始した1986年以降で最大。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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