26日の東京株式市場は日経平均株価が続伸。半導体関連株を中心に上昇し一時、バブル崩壊後高値に買われる場面があったが、後場にかけ上昇幅は縮小した。前日の米株式市場では、NYダウが5日続落したが、ナスダック指数は上昇。好決算を発表したエヌビディア<NVDA>が一時29％高と急騰し半導体関連株などが買われた。この流れを引き継ぎ、東京市場もハイテク株を中心に買いを集めた。外国為替市場で一時1ドル140円台と昨年11月以来、約半年ぶりの円安に振れたことも追い風となった。一方、TOPIXは小幅に4日続落。日経平均終値は前日比115円高の3万0916円。プライム市場の値上がり銘柄数は419、値下がり銘柄数は1371、変わらずは45。

  本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドに注目しました。ボリンジャーバンド「－３σ」を26日終値が下回り、利回りがプライム市場平均(2.32％)を上回る 10銘柄を選出し利回りの大きい順に記しました。

  －３σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。

                    -３σとの
       銘柄名        カイリ率  利回り   決算月
<5857> アサヒＨＤ      -0.97    4.72     24/03
<7030> スプリックス    -0.88    4.56     23/09
<3333> あさひ          -0.31    3.57     24/02
<5932> 三協立山        -0.13    3.05     23/05
<4745> 東京個別        -0.05    3.01     24/02

<3191> ジョイ本田      -0.29    2.65     23/06
<4848> フルキャスト    -0.72    2.60     23/12
<7513> コジマ          -0.14    2.56     23/08
<4577> ダイト          -0.04    2.46     23/05
<3139> ラクトＪ        -0.21    2.43     23/11


※当情報は参考資料· データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

株探ニュース